灯りのない街で

私達NPO法人セブンスピリットでは毎週月曜日にセブ島の北部の町メデリアンへ支援物資をお届けに伺っています。





コンクリートの建物が跡形もなく崩れていました。

見えにくいですが海のそばにある街なので場所によっては台風の暴風による高潮の被害があったそうです。

未だに電気は復旧しておらず夕方になると街の灯りは時々通る車の明かりしかありません。
家のなかではろうそくの火、懐中電灯で夜は過されています。


庭先で火を起こしている家もありましたが
焚き火程度では夜の暗さを灯す事はできません。このような環境で過ごされているため、
今日、私が支援物資を手渡していて、現地の皆さんの顔を見てもかなり疲れているように見えました。

セブンスピリットの持ち味は音楽、
今回も演奏をお届け、
ピアソラのリベルタンゴを演奏しました。


さて現地の声、支援のリクエストでは
建築資材、トタンなど屋根になるもの、その次は壁の素材になるものを求めているという事でした。どこを見ても雨風がしのげない家がほとんどです。

それでもし日本の建築会社がフィリピンの新しい街作りとかに協力してくれたりしたら面白いのにとか思っています。
世界中が協力しあえばきっと良い方向に向かえると思います。



来週もどうぞご支援よろしくお願いいたします
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アジアの中心で肉と叫ぶ

セブ島に滞在中の永田正彰です。



BBQを食べました。
屋台のようなお店ずらりと並び、肉、魚を選んで焼いてもらいます。

ビールとともに美味しく頂きました。


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音楽の宅急便

今日は少し大きな車をチャーターしてセブ島北部のメデリアンへ皆様から寄せられた支援物資をお届けに行きました。

途中、ダナオという街で昼食をとりました。

ダナオの家具屋にて、かわいい木工細工


そして4時間かけてメデリアンに到着。


メデリアンの役所の入り口
支援物資が集まっていました。


私達はなかなか支援も届きにくいメデリアンの中心地から少し離れた地域に行きました。





集会所みたいなところにたくさんの人が集まっていました。



私達のお届けした支援物資


名前を呼ばれた順番に手渡していきました。
少しだけですが生活の助けになればと思います。日本でフィリピンの物資の強奪のことが報道されているそうですがここには強奪なんて行為はありませんでした。


最後に音楽の演奏もお届け。


幸せなら手を叩こうなど演奏しました。
やはり盛り上がったのはpusong batoという
フィリピンのポピュラーソングでした。
良い曲なんです。私もお気に入り。
YouTubeでチェックしてみてね。


家屋の被害を見てもそうだし、役所の方の話でも建築資材が不足しているとの事だ。
ちゃんと壁のある家で安心して暮らせるようにこれからもたくさんの方のご支援が必要です。



それから私達セブンスピリットでは12月の後半に音楽のワークショップを企画しており、そのスケジュールの中にはメデリアンでの支援活動も含めています。詳しくはホームページをご覧ください。

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野球好き、野球がしたい人、ココに集合！

こんにちは、セブ島滞在中の　永田正彰　　です。

NPO法人セブンスピリットの教室に通う子どもたちは今日は午後からスタジオを出てジプニーに乗り、少し離れた小学校のグランドを借りて野球教室をしました。



庶民の足、ジプニー、８ペソ（20円ほど）で乗れます。


10分ほどで小学校に到着。
ジョギング、ストレッチ、キャッチボール、バッティング練習と半日ボールと親しみました
とても暑かった。汗だく、、、

音楽をしてる時とは違う子どもたちの一面を見れて良かったです。





帰りのジプニーでは疲れて眠ってしまう子もいました。
教室に帰って晩ごはんを食べて今日は解散しました。

少し余談になりますが、セブンスピリットの教室に来ると、子どもたちはご飯が食べられます。
その自分の分のご飯を少し残して袋に入れて家族のためにと持って帰る子がたくさんいます。
みんなとても家族おもいなんです。
言い換えればそれだけ生活が厳しいという事ともいえます。
これからもたくさんの方のご支援を頂けることでセブンスピリットの活動を続けることができます。どうかこれからも温かい手を差し伸べてください。よろしくお願いいたします。

将来スポーツの指導者を目指している方、野球が好きな方、週末には音楽だけでなく、子どもたちの野球教室をしていますのでスタディツアーにぜひご参加ください。また野球のグローブなどでご不要なもの、お譲り頂けるものがありましたらご連絡ください。

セブンスピリットHp

最後になりましたがNPOセブンスピリットのホームページご覧ください↑↑

台風30号の被害状況、セブ島北部の街メデリアンを訪れて。

こんにちは、セブ島に滞在中の
永田正彰です。

11月13日、台風30号の上陸から４日経った今、セブ島の北部、メデリアンという街へバスで片道4時間掛けて訪れました。

朝７時にセブのノースバスターミナルを出発。




バスが北に進むにつれて木や電信柱、建物の倒壊が酷くなっていった。





11時過ぎにメデリアンに到着。
まずは市役所、学校、警察などが集まる中心地へ行きました。



学校の天井が飛ばされていました。




体育館の屋根が剥がれ落ちて


中のフロアは全面が浸水していました。




住宅なども住める状況ではありません。




食べ物、安全な水、住める場所の支援が急務だということが実際に見てわかりました。


私の住んでいるセブシティと同じ島なのに少しの差でこんなに被害が大きいとは思いもしませんでした。

そして私達NPO法人セブンスピリットでは音楽教室の業務がお休みの月曜日にセブ市と連携しながら、いま必要な食べ物、水をメデリアンに届ける事を来週にでも始めようと思っています。

最終的には音楽の力を借りて、心のケアまでの支援を行い継続的なものにしたいと考えています。

どうか継続的なご支援よろしくお願いいたします。

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明日は台風の被災地を訪問します。

フィリピンの台風の被害がニュースで報道されていますが、セブ市内は8.9.10日と停電が続いていましたが今は復旧しています。

しかし台風が直撃したレイテ島のタクロバン
セブ島の北部のメデリンなどは家屋のほとんどが倒壊して食料や水が不足している。
レイテと島のタクロバンでは暴風による高潮が津波のように押し寄せたという。被害者は数千、数万とも言われています。

そんな中でフィリピン・セブ島でNGO活動しているセブンスピリットの私達は何かできないか、いま被災地に必要なものは何かを知るため実際にいってみてこようと思い、明日の朝からセブ島北部のメデリンという街へ行ってきます。




また明日のblogで現地の様子をお伝えします。

それからセブンスピリットでは今後フィリピンの復興に必要なお金を集めるためにチャリティーコンサートを日本で行いたいと思います。もしご賛同くださる方はコメントもしくは、セブンスピリットのホームページからお問い合わせください。

セブンスピリット ホームページ 

よろしくお願いいたします。



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Tシャツ工場訪問

4日ほど前にセブの若者が集まってTシャツを作っているという工場にいってきました。

なぜ工場を訪問したかを説明すると、
セブンスピリットに通っている子どもたちは普段は物乞いをして家族の生活を助けている子が多いのが現状だ。子ども達はセブンスピリットに来ると音楽が学べてご飯が食べられるが、物乞いをする時間が減り、家族に入るお金は減ってしまう。中にはセブンスピリットに行くなという親もいる。そうなってしまっては本末転倒なので、お母さん達に収入が入るシステムが作れないかと色々考えていて、Tシャツを作ってその収入の一部を当てたり、他にはオリジナルのトートバッグをお母さん達にに作ってもらってその収入の一部を当てて、子ども達が物乞いをしなくても良いような状況を作れたらなと思い色々と計画しています。

もし完成したら皆さんTシャツやバックを購入して助けてください。よろしくお願いいたします!!






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吹奏楽部からみる組織活性方法

中学校、高校の中でも特に人数が多い吹奏楽部、大人数をまとめるのはどんな場面でも難しいことだが多数が一枚岩になったときの力は感動をも呼ぶものになる。

私がこれまでバンドの指導で使ってきたノウハウを少しだけお伝えする。
これは吹奏楽部だけでなくあらゆる組織で使用可能です。


今からお伝えするこの組織活性化の方法を思いついたのは昔、介護施設で夜勤をしていた時だったと思います

①施設で介護士は入居者とともに毎月の目標を立てていた（Dream）
②介護士はその目標に対してどんな行動を日々行ったか（Action）
③その結果、入居者はどうなったか（reaction）

この3つの流れで入居者の状態を記録していました。
これはよく医療や介護の現場で使われています。


そして私はこれを音楽の練習に置き換えたのです。
個人シートを作って日々記入してもらっていました。

・毎月の個人の目標を5つ決める（Dream）
・毎日立てた目標にたいして自分が練習したこと（Action）
・その結果、目標達成できたか（Reaction）

これをパートリーダーにはパートの目標を立ててやってもらいました。

すると個々でやるべき練習が明確に見えてきて、どんどん目標もクリアしてレベルの高い目標が出てきたり、目標を達成する喜びを感じたりして、クラブが活気付いたり、音楽に意欲的な生徒が増えました。その結果演奏もまとまってくるようになったと思います。

・今やるべきことを自分で分かるようにすること。（可視化）
・こうなりたいという目標を持つこと（夢）
・目標達成した喜び、自分はできるぞという気持ちを持つこと（自信）

初めは記入するのがめんどくさかったりしますが慣れたら頭の中でこのプロセスを考えられるようになります。音楽を通して問題解決能力（生きる力）を育むことができると思います。

すでに成功例はあるので、
色んなバンドや組織で試してみて欲しいです。

ありがとうございました。

「社会人が1日の8割を過ごす場所」について考える時が来た。

社会人になり会社勤めしている人は
職場にいる時間や仕事の事を考えている時間の方が、家にいる時間、自分の時間より長い人がほとんどではないでしょうか。今日は職場の環境について考えてみます。


【会社の環境について】○×で考えてみてください

・社内の人間関係（コミュニケーションが円滑で思っている事を話せる環境、暴言暴力がない

・人間らしい生活ができているか（残業が多すぎるなど）

・自分の存在価値を感じられる（やりがいがある）


私が今まで社会人として働いた経験からですが3つが整えば職場の居心地は結構いいと思います。
3つとも○がついた方はいますか。


さていま職場、仕事の悩みがある人がホントに多いです。1つのたとえ話ですが、

例えば、自分の家の屋根に大きな穴が開けば皆さんはどうしますか？
すぐに直しますよね、雨漏りしますからね。

では職場で上の3項目が満たされない状態のときどうしますか？
ほとんどの人が波風立てず黙ってやり過ごすことが多いと思います。

コレなぜでしょう、社会人が1日の多くを過ごす職場の環境は居心地のいい場所であるべきだ。
給料はガマン代ですか？
全国の部下を持つ人に言いたいのは職場の環境を作るのもあなたの仕事ですよ、ということです。部下を追い詰めたり、セクハラ、パワハラ、とかする人は職務を放棄といえると思います。

これは私のたった7年間の社会人経験から考えたものですが、ほんとにみんなが考えなければならないことだと思ったのでブログに書きました。コメントなどお待ちしています。

我が子に教えたい「仕事はつくるもの」ということ。

こんばんは、突然ですが今、
会社勤めをされている人の中で明日職場に行くのが楽しみだーという方はどれぐらいいますか？
あまりいなさそうですね。。。

セブに来て1週間がたちたくさんの人々に出会いました。
ここに暮らす人はとても楽しそうに働いているように見えます。
日本との一番の違いは何なのか、

【何より仕事より自分を大切にしている】

例えば、
警備員さんが眠たくて居眠りしていたり（オイって思うけど暑いから仕方ないかと思う）、それからレジの人がお店で流れているBGMに合わせて歌っていたり。
ホントONとOFFとか無い気がしてきた。だから楽しそうなんだ。

セブの人は何でも仕事にしてしまう、
コピー屋、洗濯屋、いろんな店がある。仕事を自分で作り出している。

そしてセブは心が豊かな人がたくさん住んでいる、しかし業務的に効率よくするために日本のいいところも教えていって、日本が失ってしまっているところはしっかり受け取って持ち帰りたいと思います。

仕事が楽しければ人生極楽だ。
逆に仕事が楽しくなければ地獄だ。

無いものは作ればいい、そんなことをセブで学びました。