遠野放浪記 2014.08.21.-04 のぞみの森 | 真・遠野物語2

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この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

神社の背後の山には、のぞみの森という名前が付けられ、一部が散策路として解放されているようだった。


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この森は、いわて森林づくり県民税を活用した県の補助事業によって整備されており、近くの小学生たちが自然学習の一環として訪れることがあるそうだ。

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勾配が結構急な場所もあり、ちょっとしたハイキングといったところだ。

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森は深く、空からの光は届くものの、下界の様子を見ることは出来ない。

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ところどころ、このまま藪の中に消えてしまいそうな程道が細くなる。何とか先へ進むが、最終的にこの道は何処へ辿り着くのだろうか。

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ようやく道が平坦になると、唐突に木の枝からぶら下がったロープに出くわした。

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何も知らないでいるとびっくりするが、これはターザンロープのようなものらしい。

ただ、この位置でどう遊ぶと楽しいのかは謎だが……。

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この場所にはベンチも設置されている。

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やっと少しだけ、下界の街の景色が見えるようになった。

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さらに先へ進むと、道はいよいよ険しくなり、このまま登山ルートに突入するのではないかと思われた。

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しかし……少し歩くと山裾を一周し、元の場所に戻ってしまった。

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この木の枝にもターザンロープ。この場所に設置しても、揺れるだけで特に別の場所に移動出来たりといったことも無いぞ……。

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謎と突っ込みどころが多いのぞみの森だが、まだ他の道もあるようだ。

もっと何か面白いものが無いか歩いてみよう。