来月から正式スタート予定の
の準備を進め始めていて、午前問題を
整理していると、最近、目にした
キーワード
が登場していました。
新型コロナウイルスが流行り始めてから
( ̄▽ ̄;) 〇〇で
クラスター が確認され・・・
などとニュースではよく聞きますよね。
この場合のクラスターとは
新型コロナウイルス感染の際の
共通感染源を持っている
5人以上の感染者の集団
という意味なのですが、この
クラスター
という用語は、情報処理技術者試験の
学習をしてきたときに、
別々のシーン
で、何回か登場しているのです。
■ クラスター分析法
観測データを類似性によって集団や群に分類し,その特徴となる要因を分析する手法はどれか。
ア)クラスタ分析法
イ)指数平滑法
ウ)デルファイ法
エ)モンテカルロ法
※ 答えはア
複数の異なる性質のものが混ざり合っている対象の中から、類似したものを集めてグループを作り、対象を分類するための手法。
なんだか、今、聞いてみると
( ̄▽ ̄) あぁ、なんか
集団 って感じがするわ・・・
と、妙に腑に落ちますよね。
この場合、
分析対象
を集団に分けている訳ですね。
■ クラスタシステム
クラスタリングシステムで,ノード障害が発生したときに信頼性を向上させる機能のうち,適切なものはどれか。
ア)アプリケーションを代替ノードに転送して実行するためのホットプラグ機能が働く。
イ)アプリケーションを再び動かすために,代替ノードを再起動する機能が働く。
ウ)障害ノードを排除して代替ノードでアプリケーションを実行させるフェールオーバ機能が働く。
エ)ノード間の通信が途切れるので,クラスタの再構成を行うフェールバック機能が働く。
※ 答えはウ
【クラスタリングシステム】
複数のコンピュータが連結され、利用者や他のコンピュータに対して全体で1台のコンピュータであるかのように振舞うシステム。
こちらは
コンピュータ
の方が集団になっています。
似たような問題が翌年にも
出題されています。
仮想サーバの冗長化設計における可用性評価に関する記述のうち,クラスタソフトウェアを用いた評価として,適切なものはどれか。
ア)OS,アプリケーション及びハードウェアの障害に対応し,障害時に障害が発生していないサーバに自動的に処理を引き継ぐので,切替え時間の短い安定した運用が求められる場合に有効である。
イ)仮想サーバを停止させずに物理サーバ間で仮想サーバを移動することが可能となるので,メンテナンスなど業務移行の際も含めて業務の停止が全く許容できない場合に有効である。
ウ)物理サーバに備わっている機能を利用するので,ハードウェアの障害にだけ対応し,障害時に業務停止が許容される場合に有効である。
エ)物理サーバのリソース(CPU,メモリなど)をブロック単位に物理的に分割し,あるブロックの障害が他のブロックに影響しないようにするので,障害時に業務の停止が許容できない場合に有効である。
※ 答えはア
クラスタソフトウェアというのは
クラスタ構成のシステムを
制御
するためのソフトウェアのことで
ソフトウェア
が集合になっている訳ではないので
注意して下さいね。
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