先日、情報処理推進機構(IPA)から
プロジェクトマネージャ試験(PM)の
関連ドキュメントの一部改訂について
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20190624.html
というお知らせが、
ひっそり
と公開されていました。
タイトルにもある関連ドキュメントとは、
と
の2つです。
これらは、あまり目を通さない方も
いらっしゃいますが、意外に
重要なこと
が書いてあるので、一度は読んでおく
ことをお勧めしています。
しかし
( ̄▽ ̄;) だって、
いっぱい文字が書いてあるもん・・・
と尻込みする気持ちもわかるので
ちょっと得する情報
をまとめておきますね。
■ 試験要綱はここを読む!
まず、試験要綱の
・試験対象者像
・業務と役割
という部分ではいくつかの用語の
変更がありました。
ただし、これは学習を続けてゆけば
マスターできるでしょうし、
意味的には大きな違いはないので
あまり意識する必要はありません。
ですが、1つだけ
気になる文言
が追加されています。
それが、
目標の達成
という表現で、新たに追加された箇所が
2箇所もあります。
午後2(論文試験)でも、今まで
プロジェクト目標の達成
という形で、何度も問題文に登場したので
おなじみのものですが、
意図的に
試験要綱に追加されている以上、
論文の中でも、プロジェクト目標を
d( ̄▽ ̄) ちゃんと
達成できる計画だよ!
d( ̄▽ ̄) ちゃんと
達成できたんだよ!
という点を主張することが
重要
になってきますね。
次に、期待する技術水準の中にも
追加された文言があります。それが
・変化に適応して
・(リスクマに対し)変更を管理して
といった
変わってゆくもの系
です。
こちらに関しても、過去問の中で
出題された内容ですが、今後は、
PM の思考の中にも、この観点を
持っていたほうがよさそうですね。
■ シラバスではここを読む!
シラバスというのは、試験における
知識・技能の細目という位置づけで、
d( ̄▽ ̄) こんなことを
出題するよ~
とリスト化してくれたものです。
ですから、細部までをはじめに眺めても
あまり効果はありません。
逆に、ある程度、知識の
インプットの後
で、それらの知識を紐づけたり、
知識の抜け・漏れをチェックしたり
という活用の仕方がよいでしょう。
ただし、今回のシラバスの改訂では
大項目・小項目
の分類の仕方が変更になっています。
これは、パソコンのフォルダ分けを
イメージするとわかりやすいはずですが、
・重要なもの
・活用するもの
・頻度の高いもの
がいっぱい詰まっているところは、
細かく
フォルダ分けされて、それ以外の
( ̄▽ ̄+) よきにはからえ
という部分は
大雑把
なフォルダ分けをすることが
あなたも多くありませんか?
そう考えると
( ̄▽ ̄+) えっ?
じゃあ、どれが
細かく分かれたの?
と気になってきませんか。
国の機関(独立行政法人ですが)の
凄いところは、こんな場合、ちゃんと
対比表
を作ってくれるところです。
↓こちら
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_pm_ver6_0_taiou.pdf
※ 引用)大項目・小項目の対応関係
従来のシラバスの6項目が細分化され、
5項目は整理されています。
逆に、いくつかあった項目で統合された
ものが4項目ありますね。
先述した通り、シラバスとは出題される
もののリストなので、統合された箇所が
重要じゃない
という訳ではありませんが、
重点的に学習する単元
を知るための
1つの手がかり
としては活用できるでしょう。
あなたも、是非、のぞいてみて下さい。
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