脳とクオリアの問題を考えていく際、発達障碍者のことを考えていた。やはり、「発達障害」は「日本国家の不完全性」に思えてならない。

 

脳の血流量が正常であり、流れが速いため、脳の質量はbrain=cπである。

意思(i)の位置エネルギーがπであり、それはcと一致し、自由意志と何が起きても低ストレスな状態を形成可能である。人間の完成形である。

 

 

日本に限らず――諸外国も同様に、発達障害はどの国家も問題を抱えており、難問でもあるように思える。しかしながら、発達障害のことを差別的に見ていても、仮に、彼らが過ちを犯していたとしても、彼らと定型発達を包括し国家の1定義問題としてとらえない限りは、日本の定型発達の不完全を問うているものと考えられる。またそれは、ひいては国家の不完全性にもつながる。
日本の発達障碍者の場合、まず風土病が1つの問題として浮上する。

そして2つ目に、非定型思考障害を呈しやすいことをどう解決していったらいいのか。

そして3つ目に、定型発達者に類する人たちが、どうしたら彼らを裏切らなくなり、それに続いて、国家の完全性を目指すことが可能かといった問題である。

 

1つ目は、

昔から日本食は健康に良いとされてきたのは、この風土病が原因なのかもしれない。平安時代、またはそれ以前から日本食(日本人の摂取カロリーと消費カロリーがある程度同値)、粗食、また断食はあった。それは健康が発達障害にいい影響をもたらすといった「経験則」がひそかにあったからなのかもしれない。

 

 

の解決方法がある。食生活やホルモンバランスを整えることである。それは物理学的な問題と重なる。日に800~1200cal程度の、バランスの良い糖質とタンパク質、良質な脂質とミネラルを接種する。粗食や断食もできれば行う。当人がこの食生活に「しんどそう」な場合、厳しい制限は解除することも必要となる。そういった過程を経ることで心身が整っていく。食の娯楽が蔓延る中、ご本人にはとてもしんどいかもしれない。けれども、カロリー制限は人間としての秩序を理解する(i)になるためにも必要不可欠となる。
そして2つ目の問題の解決策は、彼らの悩みの言語にうまくできないことを、ご両親またはカウンセラーの前でアウトプットすることである。「非定型思考障害の人はとにかく報連相をしないので、症状や状態が、「どんな状態なのか」を、周囲の人たちが知ることが難しい。」ため、些細なことでも言語化したものを伝えることはとても重要となる。また、(i)の短い往復運動が「他者に迷惑をかけてしまう」ことを知覚させるための「特別訓練」を小学校に上がった段階で行う。(i)が短いことで{I}が知覚されにくい。そのため、自分が「自分」で「してしまった事実」を認識できない。「1日のしたことを記録する」こと「反省する」こと、そしてそれを受容して、「叱らないこと」、また次へのステップへ進むことをカウンセラーやご両親と約束する。
3つ目の「定型発達者の裏切り」についてである。
この問題は、①と②の問題よりもはるかに難問である。専門家が今まで、発達障害キャンペーンを行ってきたのには理由がある。それは日本の発達障害の問題を「軽く」捉えてもらうためなのだろうと思う。「たいしたことなかった」「ちゃんと成長する」と彼らに受け取ってもらえたら、問題の重さの重圧に耐え切れず圧迫し、保護者の精神のオーバーフローを抑えるためなのだろう。もしくは、歴史上抹殺された事象の境界面以下領域に「重度」や中等症は存在するため、それを「見よう」としたら、保護者はおそらくブラックホールに吸い込まれ殺される恐怖を抱くのだろう。そのための現実逃避が、「軽症だからできるようになる」といったものとして発現する。

けれども、この策は、軽症の方にはいいけれども、結果的には重度の発達障害、もしくは中等度の発達障害には「理解してもらえない」といった苦悩を生じさせ、非定型思考障害といった形で噴出している。また、アトランティスビット「アンテ罪と罰※1(天使になってもこんなことをする)」によって集団ストーカー被害に遭い、事故、または事件を起こしてしまう可能性もある。昨今、ニュースで時々でている少年の刺殺事件などは、重度の発達障碍者が「受け入れ先」がないために起こってしまったヒューマンエラーなのだろうとも思える。
これら問題を「軽く」とらえることも、周囲の人の心のケアとしてもちろん重要だが、発達障碍者が加害者や被害者になってしまった場合、「集団ストーカーだ」といった訴えを聞き届け、それを周囲が病識することで「医療機関」とつながりを得る、そういった道筋を国が作ることが早期に大切である。

 

※1……もっとも罪の軽い発達障害の人を執拗に集団ストーカーとして追い回し、自殺や犯罪に追い込ませる。この場合の集団ストーカーは、住所の特定や実名のばらしがあることもあるが、幻覚でもある場合がある、そのため、医療機関に受診することも重要である。また罪が重い発達障害は「暴れているから許してやっているんですよ」と暴れさせ、精神崩壊性の犯罪者、サイコパスを作り上げる。

 

また、成人後は義務教育は終わるが、人生はまだ二十歳後も続く。彼らはそこでやはり就労についていけず躓く確率は非常に高い。

専門の医師の診断による、年金や生活保護のバックアップも重要になる。

 

これらを実行することで、国家の不完全性は補填できる。

また、国家や成功した事業者は、できれば彼ら障碍者の苦しみに肩を寄り添ってほしい。それは、今は金銭といった形でしか補償できないのかもしれない。けれども、次世代に続くための第1歩として、彼らの生活を、ただ見守ってほしい。それが私の祈りである。