その一つが、長年続けてきた音楽に関すること。
音楽に関することは、自分も大切にしてきたことなので、ああだこうだ言われると、プライドという名の防衛本能がすぐに反応します。
もちろん、大切にしていることなので、決して悪いことではないのですが、
最近少しやっかいだなと思ったのは、このプライドが引き起こす、副作用です。
大切にしているが故に、こだわっているが故に、
新しいアイディアを閃いたり、違う視点を持って、仕事の幅を広げていきたい、そう思った時に、ブレーキをかけてしまうのです。
・音楽に関係していなくてはならない、
・こういう作法で進めなくては気が済まない、
そういう独り言が聞こえてきます。
僕の場合その結果、考え方が狭くなって、面白い仕事を思いつくためのきっかけを逃していることに気づきました。
こだわりをいったん離してみると、
やや世界が広がった感じがします。
こだわりによって制限されていたエリアも検索する範囲に入れられるので、可能性が広がる、そんな感じです。
成功している人たちは、きっかけを作るのがとても上手です。
そして、その絶好のタイミングを逃しません。
いろいろやってみるけど、
・いまいちアイディアが広がらない
・うまくいかないな
そう感じるたときは、いったんこだわりを離してみるタイミングかもしれません。
僕は、今がその時。
でも、こだわりを離してみても、
音楽を通して学んだことや、
大切に感じるようになったことは、
自分の考え方のベースとして流れ続けています。
そう考えてみると、こだわりというのは、
僕にとってみたら、「やり方」・「方法論」で、
こだわりを離してみた後、自分に残るのは、
「ポリシー」や「価値観」なんだということに気づきました。
時々、立ち止まって、こだわりを離してみる。
そうすることで、いつもと違った景色が見えたり、感じられる。
そして、そこに残った自分のポリシーや価値観に、改めて気づくことができるんですね。
だから、むしろもっと音楽を大切に思う自分のことを愛おしく思ったりもしています。