今年も又この日が・・しかし。年々原発事故の記憶は薄れ、原発事故関連の報道は減る一方。
そして原子力ムラは。カーボンニュートラルやウクライナ危機に乗じ原発復権を狙う。

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福島原発事故テレビ報道

 原発事故が起きたあの日以降、テレビ各局の事故報道番組は、原子力ムラから送り込まれた
”御用学者”に占拠され、数限りない荒唐無稽な”安全デマ”が日本中に放送された。

 骨組みだけの無残な姿に変わり果てた1号機をバックに、
爆発とは言わず事象、「『爆破弁』を使い内圧を下げた」という詭弁を
臆面もなく言い放つ御用学者、それを平然と放送するテレビ局


 「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」という、とんでもない猛者まで現れる始末。

 残念なことに今は大部分がネット上から消され、そのごく一部しか皆様にお見せ出来ませんが、
あの日確かに私達は、テレビの垂れ流す”安全デマ”を、あの不気味な「♪ポンポポーン」というACのCM
と共に、毎日繰り返し見せられた。

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 福島中央テレビの、『原発水素爆発 私たちはどう伝えたのか』 には、1号機爆発の瞬間を捉えた映像を、
キー局に先駆け一早く放送した経緯、封印した経緯が語られているが・・

 朝日新聞の記事、『福島第一原発の爆発映像 “公共財”として社会で共有を』 にも、当時の詳しい経緯が・・

 その記事中には 前述の『爆破弁』事件も・・

 日本テレビ報道局の幹部が「何が起きたかまず分析しろ。はっきりするまで放送を待つ」、
「分析した上でないと放送する意味がない」と、一時間以上も放送を遅らせた挙句、

「福島中央テレビに遅れること1時間10分、初めて東京のスタジオから爆発映像が全国放送された際、
解説した東京工業大学の教授は「爆発ではなく、意図的な爆破弁の使用」という「分析」をしてみせた。
アナウンサーがその情報を繰り返したが、今の時点で判定すれば、1時間以上分析した末の解説は
お粗末なものでしかなかった。」と・・


 皆様には、この機会に、テレビやマスコミの功罪を改めて検証し、「”デマ”と嘘と真実」を見抜く目を養っていただきたい。

 テレビが、新聞が、マスコミが、必ずしも真実を語らない、意図的に?デマを流すこともあると、肝に銘じていただきたい。

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福島原発1号機爆発の瞬間*『爆破弁』使い内圧下げる???
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