自然の摂理に逆らい、トンネル工事現場などの仮設用途に限定されていた「凍土壁」を、恒久施設として長期間運用することは、元々無謀と言われていたが・・

「凍土壁」失敗! 汚染水対策と東電救済、二兎追った結果
【土木工事には素人同然の原子力ムラと安倍政権が、東電救済という不純な動機で
「凍土壁」を採用したことは判っているが、

日本が誇る?世界的ゼネコン・百年をつくる鹿島は、なぜ失敗確実の「凍土壁」方式を提案したのだろうか?】

元々 無理筋だった鹿島建設の凍土遮水壁による地下水流入抑制案 

前代未聞「凍土遮水壁」の成算

第423回「行き詰まる福島事故原発建屋の遮水壁での隔離」

 地下水の流入を防ぐ「凍土壁」が地下水で溶け、大慌て という間抜けな話し の次は、「凍土壁」という常時扉の空いた超大型冷凍庫?の冷却水漏れ。
福島原発・凍土壁、冷却材漏れか ・・自然の摂理に逆らい僅か4年で

地下水の流入防ぐ「凍土壁」への地下水流入を止めるため・・

泥棒に追い銭!「凍土壁・ALPSⅡ」受注は東電JV、支払いは国の「廃炉研究費」

福島第一「凍土壁」の温度上昇、一時は10度に…想定外の長期運用で


 NHKニュースWEB 022年1月23日 5時18分
福島第一原発 マイナス30度の液体約4トン漏えい パイプ損傷か

【福島第一原子力発電所で、建屋の周りに“氷の壁”を作って地下水の流入を抑える「凍土壁」のうち地盤を凍らせるために地下に埋め込んだパイプに注入している液体がおよそ4トン漏れ出るトラブルがありました。

 東京電力は、パイプの一部が損傷した可能性があるとみて、場所の特定を急ぐとともに、補修することにしています。


東京電力によりますと、1月16日、福島第一原発で、建屋の周りの地盤を凍らせるために使うマイナス30度の液体を入れたタンクのうち4基中2基で水位が下がり、凍土壁の周辺を確認したところ、この液体がたまっている場所を発見したということです。

漏れ出た液体は地盤を凍らせるための「冷媒」の役割を果たす塩化カルシウム水溶液で、タンクの水位からおよそ4トンが漏れたと推定されるということです。

また、この液体は有害物質ではなく、環境への影響はないとしたうえで、「冷媒」が漏れても、「凍土壁」そのものが溶け始めるまでには数か月の余裕があり、地下水の流入を抑える機能は保たれているとしています。

東京電力は、パイプの一部が損傷した可能性があるとみて、場所の特定を急ぐとともに、補修することにしています。

「凍土壁」の運用は2016年に始まりましたが、去年は凍土壁の一部で地中の温度が0度を上回る状態が続くトラブルが発生していて、東京電力が原因究明と対策を進めています。】