三つ子の魂百までと言うが、
福島原発事故後も、安全軽視の伝統は、東電だけでなく原子力ムラ全体に、しっかりと引き継がれ・・

柏崎刈羽原発 ”休日の夜 抜き打ち検査“ 原子力規制庁、テロ対策の不備確認

原発テロ対策 期限延長はありえない。期限切れなら、当然〝合格取り消し〟も・・

原発テロ対策、未完成の場合1週前に停止命令 。フィルターベントも免震重要棟も未着工だが・・


本気で(原発の)核物質防護を検討するなら、陸路だけでなく、空からの侵入?対策が必須の筈だが・・
テロ対策不備で秒読みに入った卒原発=ドローン進化の前に打つ手なし?

原発は格好の標的、たった一発で日本壊滅!愚か過ぎる「潜在的核抑止力論」


 毎日新聞 2021/5/19 20:00
福島第2原発もテロ対策不備 重要施設への扉、施錠せず
【原子力規制委員会は19日、既に廃炉が決まった東京電力福島第2原発(福島県)の少なくとも6カ所と四国電力伊方原発(愛媛県)の1カ所で、テロ対策に不備があったと明らかにした。いずれも、規制委が定める核物質防護に関わる4段階の評価のうち、最も軽微なレベル。既に改善されているが、東電柏崎刈羽原発(新潟県)以外でも不十分なテロ対策の実態が浮かんだ。

 規制委の事務局を務める原子力規制庁などによると、福島第2原発4号機の重要施設がある「防護区域」に出入りする扉で3月まで、行き来する人の点検をしておらず、施錠もしていなかった。運転を始めた1987年の前から、こうした状態が続いていた。】


 静岡新聞 2021年5月20日(木)
浜岡原発不正入構 安全、影響「限定的」 規制委
【原子力規制委員会は19日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)で同社グループ社員が不正に構内に立ち入った事案について、安全重要度は「緑」、違反の深刻度は「SL4」と、いずれも4段階で最も軽いとする評価を公表した。原子力安全上の影響は限定的で、「事業者の是正プログラムで改善すべき水準」とした。罰則はない。】一部抜粋


 Yahoo!ニュース・読売新聞オンライン 最終更新:5/20(木) 0:44
核物質防護不備、福島第二原発でも3件…扉の管理不十分など
【原子力規制委員会は19日、廃炉が決まっている東京電力福島第二原子力発電所(福島県)で、核燃料を扱う「防護区域」の管理が不十分だった事例が3件あったと発表した。安全に関わる4段階の重要度評価では、いずれも最も軽微なレベルで、現在は対策済みとしている。

 規制委は、東電柏崎刈羽原発(新潟県)のテロ対策に不備が見つかった問題を受け、全国の原発で同様の不備がないかを調査していた。

 福島第二原発では、防護区域に設置された扉などの管理、点検が不十分な箇所が見つかったほか、不要になったIDカードを回収していなかった事例もあった。これらの扉などは外部に通じていなかったが、規制委の指摘を受けて閉鎖した。

 このほか、中部電力浜岡原発(静岡県)では、関連会社社員が手続きをせずに原発内に入った事例を確認。四国電力伊方原発(愛媛県)でも侵入者対策が不十分な開口部があった。重要度評価では、ともに最も軽微なレベルと判断された。

 柏崎刈羽原発を巡っては、侵入者を検知する設備10か所が30日以上機能していなかったことなどが判明し、規制委は重要度評価で最悪のレベルと判定。原因究明に向けた追加検査を行っている。】