今回の不祥事でも、規制委事務局・原子力規制庁は、東電の防波堤?として立派に機能?
更田規制委員長は、規制庁の暴走?を咎め、関係者を処分すべきでは?
でなければ、規制委も同罪という事になるが・・

15年のIDカード不適切使用について東電から報告を受けた規制委事務局の原子力規制庁は、規制委に報告すべき事案ではないと判断。」??

これは明らかな越権行為、事務局の勝手な判断で、上に情報を上げないなど有り得ない。

規制庁が、原子力ムラ政府から密かに受けた使命は、規制委のお目付け役?
原子力ムラに不都合な情報は、「出来得る限り遮断せよ」との指令が出ているのでは?

柏崎刈羽原発不正入室問題 ずさん過ぎる管理体制露呈  旧保安院の残党?規制庁が防波堤に・・
【「規制庁は今回の不正事案を発生直後の昨年9月に把握しながら、ただちに規制委に伝えない判断をした。」??
役人で形成された規制庁は、組織図では規制委の下に位置する事務局に過ぎないが、
実際の差配は彼ら旧保安院の残党?が行う。

規制委も充分に原子力ムラ寄りだが、旧保安院の残党?で形成された規制庁が、東電・原子力ムラの防波堤となり、安全審査に於ける規制委の判断を更に歪めたてきたのだ。

規制は誰のためにあるのか。当局の姿勢があらためて問われている。】

原発ID不正入室問題=問われる、東電と規制委・規制庁の適格性


 新潟日報モア 2021/05/13 09:56
規制委、東電記録を廃棄か  柏崎刈羽原発ID不適切使用 保管期間が経過
【規制委は同原発のテロなどを防ぐ核物質防護体制の不備を受けた追加検査の中で、東電に対して過去の経緯も調査するよう指示している。同様のケースが他にもあれば、東電側の記録と照合ができず、検査の正確性に影響を与えそうだ。

 更田氏によると、15年のIDカード不適切使用について東電から報告を受けた規制委事務局の原子力規制庁は、規制委に報告すべき事案ではないと判断。規定などを踏まえ、この記録の保管期間を3年と決めた。

 記録文書の保管期間を巡って、規制委は20年7月の同原発関連の審査で、東電が原発のリスク情報などの記録を5年保存としたことを短すぎると批判。「原子炉を廃止するまで」と書き直させた経緯がある。

 この経緯を踏まえ、記者から3年の保管期間は短いのではないかと問われたのに対し、更田氏は「難しいところで、事例の重さによるものだと思う」とかわした。一方で、保管期間の見直しについては「議論の余地がある」と述べた。

 規制庁は全ての記録の保管期間が3年ではなく、重要度によって長さが異なると説明している。

 今回のID不適切使用が東電側の記録と照合して調べられなくなったことについて、更田氏は「私たちに資料がないと、一方側からの検証になる」と認めた上で、今後の追加検査で東電側の説明の一貫性や他の核物質防護措置との関係を捉えていくとしている。

 また、新たに明らかになった東電の核防護への認識の甘さについては「これから検査を進めていくが、東電の意識や姿勢は、どこかがおかしいのは明らかだ」と述べた。】