人が近寄れない、極めて高い放射線量の中でのデブリ取り出しは、世界にも前例がない。
それも(放射線を遮る)水中ではなく空気中で取り出すという、狂気?としか言いようのない工法で・・
「土台無理」な “核”燃料デブリ取り出し
【原子力ムラの低レベル技術陣は、穴あき状態で水を張れず、気中法という人命無視の超危険な工法での取出しを、止む無く?選択したようだが・・
福島第1原発 2号機からデブリ取り出し 世界に例のない 超危険で無謀な「気中工法」で・・

そして、近寄る人を秒殺する超危険物を保管する施設の建設に、
東電・原子力ムラが分離は困難?というトリチウムと、ポンコツALPSが取り残した高濃度放射性物質(基準値の最大2万倍)を含む、処理水?と言う名の高濃度放射能汚染水を保管するタンクが邪魔だと言うのだ。
アンダーコントロール宣言で?? 「原発浄化水 海洋放出への理解を促せ」と、産経

福島原発タンク撤去方針、その心は・・汚染水問題完全解決??汚染地下水ストレート投棄で・・

35年前、史上最悪の原発事故を起こしたチェルノブイリ原発では、象の足と名付けられた燃料デブリは、撮影者の命と引き換えに全容を確認できるが、その取出しは500年後とも・・

チェルノブイリで500年以上かかる「燃料デブリ」取り出し、福島原発で“来年は困難” どころか・・

日本では、福島原発の廃炉まで〝最長40年〟などという悪質なデマが、
真しやか(まことしやか)に流布されているが・・

なぜ?こんな夢物語が、既成事実?としてマスコミはじめ日本国民に共有されているのだろうか?
健全な東海原発さえ廃炉先送り:福島原発は廃炉も不可能?収束100年先?
福島原発「廃炉まで40年」?スリーマイル「最長145年」チェルノブイリ「今後100年手付かず」

ちょっと考えれば、不可能な夢物語だと判る筈だが・・


 福島民友新聞・社説
震災10年・デブリ取り出し/安全最優先で工程維持せよ
【東京電力は、福島第1原発2号機で2021年に開始を予定していた溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しを断念した。新型コロナウイルスの感染拡大で、英国で進めていた、取り出しに使うロボットアームの動作試験などが大幅に遅れているためだ。

 東電は英国での作動試験を切り上げ、日本で実施する方針だ。小野明福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者は「日本と英国で作業を分け、何とか1年程度に遅れを抑えたい」としている。

 コロナ禍の影響とはいえ、計画の修正が避けられない事態に至ってしまった。動作確認や性能確認の試験を完了し、デブリ取り出しに早期に着手できるよう、東電や政府には最善の対応を求めたい。

 廃炉工程で最難関とされるデブリの取り出しは、1~3号機で計画されている。2号機のデブリは当初、19年度中に試験的に少量を採取する計画だったが、ロボットアームの開発が進まず、政府が19年12月に改定した工程表で「21年内」に先送りされた経緯がある。

 東電は今回、2号機のデブリ取り出しに続き、1号機の原子炉格納容器の内部調査も本年度内の着手を見送った。調査用ロボットを投入する経路の確保が難航しており、21年度以降にずれ込む。

 デブリに関連する作業が相次いで遅れることで、工程全体への影響も懸念される。東電は、廃炉作業を41~51年に完了する目標について「各工程は独立しており、現時点で全体が遅れることはない」としている。工程表を順守することはもちろん大事だが、拙速な作業で新たなトラブルが生じる事態はあってはならない。

 極めて高い放射線量の中でのデブリ取り出しは、世界にも前例がない。遠隔操作ロボットなど最新の技術を構築し、安全を最優先に進めることが大前提だ。今後の作業でも想定外の事態が起きる可能性はある。柔軟に対応し、慎重に作業を進めてほしい。

 1~3号機のデブリは約900トンに上ると推計される。東電は、取り出したデブリの一時保管施設を敷地内に整備することを見込んでいるが、放射性物質トリチウムを含む処理水の入ったタンクの保管場所とも密接に関連する。

 東電や政府はデブリの取り出しに影響が及ばないよう、敷地利用計画の策定を急ぐ必要がある。

 第1原発の廃炉作業と同時に進められる第2原発の廃炉も40年以上かかる見通しだ。本県復興は廃炉作業が完了してこそ、成し遂げられる。情報公開を徹底し、作業の透明性を高めることも大切だ。】