政府自民党が、原発を国策として推し進める以上、
自民党会派の議員には、「『賛成』の結論しかない。」というのが実態。

宮城県議会の意思?は、採決するまでもなく『賛成』?に決まっている。
こんな茶番劇に 何の意味があるというのか?

議会の同意=県民の同意?? 議会の決議受け・・宮城県の村井知事、女川原発2号機の再稼働に同意へ 
【自民党会派が多数を占める県議会で、再稼働への同意表明を求める請願を
賛成多数で採択されたから、県民の理解が得られた??

どうして?そういう結論になるのか?まったく意味不明。

女川再稼働への同意は、(原発推進派の)自民党会派が多数を占める県議会ではなく、県民の意見を、直接 聞いてからでも遅くないのでは?】

 女川原発再稼働 住民6割が「反対」

【女川原発の再稼働に関する住民アンケートの中間報告がまとまりました。
住民の6割が「反対」です。
女川原発の再稼働について「賛否」を問う住民アンケートは、女川町の
高野博議員らが政務活動費で行っているもので、町内約2400世帯が対象です。
9月の調査開始からこれまでに回答のあった635世帯のうち、
反対が58%賛成は20%でした。
一方「両方・分からない・無記入」が22%に達しました。
「福島の原発事故で恐ろしさが身に染みた」という反対意見と
「女川町は原発がないとやっていけない」という賛成意見、
両方に回答する人もいて、住民の複雑な心境がみてとれます。】

関連記事
薩摩川内市長「苦渋の決断」? 再稼働同意判断へ-経済的恩恵で割れる自治体

中村知事、再稼動同意=過酷事故の発生時「進退をかける」?


 朝日新聞デジタル 2020年10月24日 10時01分
「原発は国策だから…」 女川再稼働、賛成議員の胸の内

【東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働をめぐり、各議会で「地元同意」を推し進めたのは保守系議員たちだった。中には「再稼働には賛成できない」と採決を棄権した議員もいたが、大勢にはならなかった。

 22日にあった県議会の本会議で、早期再稼働を求める請願に賛成した最大会派「自民党・県民会議」の1人は、こう漏らした。「もろ手を挙げて賛成の議員なんていない。避難道路が不十分というのは、まさにその通り。だが、原発は国策なので『賛成』の結論しかない。時間をかけても意味がない」

 32人が所属する自民会派は、採決に加わらない議長を除いて30人が再稼働賛成の請願に賛成した。ただ1人、8期目の藤倉知格県議(65)が、採決直前に退席し、棄権した。藤倉氏は報道各社の取材に「原発事故から10年経つが、悲惨な状況が続き、多くの人の運命を翻弄(ほんろう)している。原発の低減を果たさなければならない」と、賛成しなかった理由を語った。

 かつては原発賛成派だった。だが、東京電力福島第一原発の事故後に周辺を何度も訪れ、廃虚のような街を見て考えが変わったという。原発を推進していた専門家の資料を読むと、事故の実態とかけ離れていて「私の中の安全神話が崩れてしまった」。

 それでも、議場では再稼働に反対する請願に賛成はしなかった。「私は自民党会派の一員。私がとれる選択肢でぎりぎりの判断」

 早期再稼働を求める陳情を賛成…】