私は何も聞いていない?「責任は現場にある」?と、
無責任極まりない、東電・旧経営陣。
東電の元“天皇” 勝俣恒久氏、被告人質問に・・「責任は現場にある」と逃げ

事故は車のせい?と開き直る、旧通産省・工業技術院の元院長。
池袋暴走事故、反省できない飯塚元院長 「安全な車を開発するように」??

無責任が、出世するための必須能力?とは、なんともやり切れない話だ。

無責任と言えば・・
“原発事故は国の責任”に不服 国が控訴⇒過去の上級審では国の全勝だが・・
【原発安全神話を捏造し原発事故への備えを怠った、国と東電の罪は重い。
“国の責任”を認めた前橋地裁の判決を、なぜ素直に受け止められないのか?

 国が責任を認めないのは何時ものことだが、反省しない犯罪者は又過ちを犯す。
子宮頸がんワクチン、薬害エイズ、肝炎訴訟でも、国が責任逃れしている間にも被害は拡大し続けた。
原発事故も、生食肉食中毒も、薬害エイズ、肝炎も・・官僚の無責任が生んだ悲劇。
罪なき少女らが、ワクチンビジネス=官製薬害の犠牲に・・

 肝炎訴訟で国は、「予防接種が原因」と認めたが、
被害者が受け取るのは賠償金ではなく給付金? まるで「特別に恵んでやるんだ」と云う不遜な態度。反省など欠片もない。
B型肝炎特別措置法に基づく給付金などが支給され ... - 政府広報オンライン



 ITmedia ビジネスオンライン 10/13(火) 9:34配信
「オレは絶対に悪くない!」という“他責おじさん”が、なぜ出世するのか
【「ウチの会社にもこんなおじさんいるよ、何があっても絶対に自分の過ちを認めないんだよな」――。

先週、みなさんの周りでもこんな怒りの声が飛び交ったのではないだろうか。「こんなおじさん」とは、トヨタのプリウスで横断歩道を渡っている人たちを次々とはねて、母親と3歳の娘の命を奪った旧通産省のキャリア官僚である飯塚幸三被告のことである。

 ご存じのように、この痛ましい暴走事故は、捜査段階でクルマの制御システムに異常を示す記録はなく、むしろアクセルをずっと踏み込んでいたデータが残っていると報じられ、飯塚被告本人もその可能性を否定しなかった。しかし、10月8日に開かれた初公判でそれをちゃぶ台返しして、「クルマに何らかの異常が生じたために暴走した」と無罪を主張したことで、日本中の怒りが爆発している状態なのだ。

 日本の産業技術の向上を目指していた工業技術院の院長まで務めた人物が、なぜこの期に及んでトヨタに責任をなすりつけようと考えたのかという理由は、ぜひ知りたいところなので、裁判の行方を見守っていきたいと思うが、その一方で個人的に関心があるのは、飯塚被告のこの「他責性」と、官僚としてのキャリアの成功に何かしらの関係があるのではないか、と考える人たちが少なからずいることだ。

 例えば、脳科学者の中野信子氏は「ワイドスクランブル」(テレビ朝日)に出演して、「言葉はすごく飯塚被告、丁寧なんですけれど、残念に思うのはすごく他責的に聞こえる」と指摘し、続けてこんなことをおっしゃっている。

 「責任をこうやって他の人に求める姿勢が出世することに重要だったのかな? って考えてしまうんです」

責任感や几帳面さは、昇進にマイナス

 福島第一原発事故を起こした東京電力でも、福知山線脱線事故を起こしたJR西日本でも、責任を問われた経営陣は「無罪」を主張している。「チャレンジ」という言葉で現場に過度なプレッシャーを与えて不正会計を招いた東芝の経営陣も自分たちの非を認めていない。

 官僚組織でも同様だ。自身の国会答弁がきっかけで、近畿財務局の職員が自殺に追い込まれた佐川宣寿氏も最後までその死の責任をぼやかしたまま4500万円近い退職金をもらって退官した。特ダネをチラつかせて女性記者を深夜に呼び出してセクハラした事務次官も、貧困調査のためというわけの分からない理由で「出会いバー」に通っていた事務次官も、マスコミが悪い、安倍政権が悪い、とよそに責任をなすりつけて、頭を下げることなく逃げ切った。

 これは偶然そうなっているわけではない。実は昭和の日本型組織では、責任をこうやって他人に求めるような人ほど出世しやすかった、ということは研究で明らかになっているからだ。

 飯塚被告が工業技術院の院長になる2年前の1984年、経営学者の清水龍瑩(りゅうえい)氏は「わが国大企業の中間管理者とその昇進」という研究で、大企業の社員を対象にして何が出世を決めているのかという要因を調査した。その中では「学歴」「交渉力」「忠誠心」などだいたい想像がつく言葉とともに、シビアな現実が浮かび上がった。

 「責任感や几帳面さは、昇進にマイナスに作用」

 それは裏を返せば「今回のミスの責任を取れ!」と周囲から詰めよられても、「いやいや、悪いのは私じゃなくて、私の命令にちゃんと従わなかった部下ですよ」なんて感じで、罪悪感なく責任逃れができる「他責おじさん」ほど、サラリーマンピラミッドを駆け上がっていけるということでもあるのだ。】一部抜粋