松井一実・広島市長が、
唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約の締結国になるべきと迫っても、
核兵器の保有も使用も合憲」と閣議決定する、超国家主義者・安倍晋三総理が、
核兵器禁止を願う筈もなく・・

彼は、核兵器開発につながった75年前の初の核実験を「素晴らしい偉業」と胸を張る
トランプ大統領と同類。

唯一の戦争被爆国・日本が、核廃絶の先頭に立つには、(安倍晋三総理のように)
戦前の輝かしい?大日本帝国にシンパシーを抱く人々から、政治の実権を奪い返す
しかないだろう。

 2018-08-14 16:11:35
歴史は二度繰り返す 「一度目は悲劇として、二度目は茶番として・・」 演者を代えて
【そして、二度目の〝茶番劇〟の演者こそ、「満州は私の作品」と豪語、
傀儡国家・満州で辣腕を振るい、“昭和の妖怪”と呼ばれた、
元A級戦犯(後に指定解除)にして元総理・岸信介氏の実の孫・安倍晋三その人。
岸・元総理も関与?!知られざる「麻薬大国」ニッポンの裏面史~

安倍総理らに拠る、戦前回帰・国政私物化は、偶然ではなく必然?
敗れて尚、「国体」と決別できず成仏できない、大日本帝国の亡霊の成せる業?】

 2017-08-07 13:27:03
安倍総理の持論「核兵器、保有も使用も合憲」と矛盾=『核兵器のない世界』実現へ国際社会を主導??

 2013-08-10 17:02:36
ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ  問われなかった 人の道に外れた罪
【広島平和記念公園の「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」という文言、
過ちを犯した者たちを断罪せずに「過ちは繰り返しません」と誓っても虚しいだけ。

 同様に、福島原発事故を起こして放射能を撒き散らし、福島の人々の生活を破壊し、多数の関連死をもたらし、多くの被ばく者を生み、日本中に放射能入り食品をばら撒いた犯人に対しても、その罪を問わない?

 罪に問われ刑に服した者でさえ、過ちを悔いず再び同じ罪を犯す例も数多くある。
まして罪を問われなかった犯罪者なら尚更、平気で同じ過ちを繰り返すだろう。】

 BRIDGE ~石井希尚(MARRE)の歴史/時事ネタブログ 2017年08月06日
原爆の日/「過ちは繰り返しませぬ」っておかしいだろっ!!


 2019-08-06 11:59:11
広島原爆の日「唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約への署名を」・・被爆者の訴えに安倍総理は

 2019-11-25 18:35:59
ローマ教皇 「核兵器から解放された世界を」 原発事故 「未来世代への責任に気付かねば」

 Yahoo!ニュース・共同通信 8/6(木) 6:54配信
原爆投下「必要なかった」 歴史家らが米紙に寄稿
【米紙ロサンゼルス・タイムズは5日、広島、長崎への原爆投下を巡り「米国は核時代の幕を開ける必要はなかった」と題し歴史家らが寄稿した記事を掲載した。トルーマン大統領(当時)が原爆を使わなくとも日本が近く降伏すると認識していたことは証明済みだとし、「日本への核兵器使用を巡る真摯な国民的対話」の必要性を訴えた。

 歴史家のガー・アルペロビッツ氏とジョージ・メイソン大教授のマーティン・シャーウィン氏の共同寄稿。米国では原爆投下が戦争終結を早め多くの米兵らの命を救ったとの主張が主流だが、日本との戦争を経験していない若者の増加などで変化の兆しもある。】

 Yahoo!ニュース・中国新聞デジタル 8/6(木) 2:14配信
【広島原爆の日】子や孫の未来のため、その根本に立ち返る日
【広島は6日、原爆の日を迎えた。米国の原爆投下から75年。多くの市民が無差別に命を奪われ、壊滅した広島の街は、復興を遂げた。ただ、それと同じ歳月にわたって被爆者が望み続けてきた「核兵器のない世界」の実現は見通せない。私たち一人一人が、失われた命と被爆者が歩んだ苦難の道に思いをはせ、切迫する世界情勢と向き合いたい。

 米国のトランプ大統領は7月、核兵器開発につながった75年前の初の核実験を「素晴らしい偉業」と表現した。核大国リーダーの言葉に、被爆者の間には怒りと無力感が広がった。「核兵器は絶対悪」との訴えは、いつになれば核保有国の為政者に響くのか―。被爆者は歯がみした。

 トランプ政権は小型核の開発・配備を進め、核廃絶への道は険しさを増す。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、この春に予定されていた5年に1度の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は延期された。被爆者が、世界から集まる各国代表に直接、核軍縮を迫る機会は遠のいた。

 戦後75年。国内では河野太郎防衛相が、敵基地攻撃能力の保有について「憲法上は可能」との見解を示している。この国は今、原爆死没者たち多くの犠牲の上に築き上げてきた非戦と平和主義とは真逆の方向に進んではいないだろうか。私たちはもっと危機感を高める必要がある。

 さらに、核兵器廃絶運動を引っ張ってきた被爆者団体が各地で岐路に立っている。中国新聞社が105団体から回答を得たアンケートでは、4割近い37・1%が、被爆80年となる2025年まで活動を継続できないと考えていた。生々しい体験を直接聞き、ともに活動できる時間は短い。

 核兵器がひとたび使用されれば、日常は消し飛び、家族の命が奪われる。生き延びた人も長期にわたり、原爆症に苦しめられる。私たちの住む世界に核兵器は要らない。子や孫の未来のためにも、その根本にあらためて立ち返る日としたい。】

 朝日新聞デジタル・戦後75年特集 2020年8月6日 8時51分
「人類の脅威に対して連帯を」 広島市長が平和宣言
【6日の広島平和記念式典で、松井一実・広島市長が「平和宣言」を読み上げた。全文は以下の通り。

首相、今年も核禁止条約に言及せず 広島原爆の日の式典

「核抑止論は虚構に過ぎない」 湯崎英彦・広島県知事

1945年8月6日、広島は一発の原子爆弾により破壊し尽くされ、「75年間は草木も生えぬ」と言われました。しかし広島は今、復興を遂げて、世界中から多くの人々が訪れる平和を象徴する都市になっています。

 今、私たちは、新型コロナウイルスという人類に対する新たな脅威に立ち向かい、踠(もが)いていますが、この脅威は、悲惨な過去の経験を反面教師にすることで乗り越えられるのではないでしょうか。

 およそ100年前に流行したスペイン風邪は、第一次世界大戦中で敵対する国家間での「連帯」が叶(かな)わなかったため、数千万人の犠牲者を出し、世界中を恐怖に陥(おとしい)れました。その後、国家主義の台頭もあって、第二次世界大戦へと突入し、原爆投下へと繫(つな)がりました。

 こうした過去の苦い経験を決して繰り返してはなりません。そのために、私たち市民社会は、自国第一主義に拠(よ)ることなく、「連帯」して脅威に立ち向かわなければなりません。

 原爆投下の翌日、「橋の上にはズラリと負傷した人や既に息の絶えている多くの被災者が横たわっていた。大半が火傷(やけど)で、皮膚が垂れ下がっていた。『水をくれ、水をくれ』と多くの人が水を求めていた」という惨状を体験し、「自分のこと、あるいは自国のことばかり考えるから争いになるのです」という当時13歳であった男性の訴え。

 昨年11月、被爆地を訪れ、「思い出し、ともに歩み、守る。この三つは倫理的命令です」と発信されたローマ教皇の力強いメッセージ。そして、国連難民高等弁務官として、難民対策に情熱を注がれた緒方貞子氏の「大切なのは苦しむ人々の命を救うこと。自分のだけの平和はありえない。世界はつながっているのだから」という実体験からの言葉。これらの言葉は、人類の脅威に対しては、悲惨な過去を繰り返さないように「連帯」して立ち向かうべきであることを示唆しています。

 今の広島があるのは、私たちの先人が互いを思いやり、「連帯」して苦難に立ち向かった成果です。実際、平和記念資料館を訪れた海外の方々から「自分たちのこととして悲劇について学んだ」、「人類の未来のための教訓だ」という声も寄せられる中、これからの広島は、世界中の人々が核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて「連帯」することを市民社会の総意にしていく責務があると考えます。

 ところで、国連に目を向けてみると、50年前に制定されたNPT(核兵器不拡散条約)と、3年前に成立した核兵器禁止条約は、ともに核兵器廃絶に不可欠な条約であり、次世代に確実に「継続」すべき枠組みであるにもかかわらず、その動向が不透明となっています。世界の指導者は、今こそ、この枠組みを有効に機能させるための決意を固めるべきではないでしょうか。

 そのために広島を訪れ、被爆の実相を深く理解されることを強く求めます。その上で、NPT再検討会議において、NPTで定められた核軍縮を誠実に交渉する義務を踏まえつつ、建設的対話を「継続」し、核兵器に頼らない安全保障体制の構築に向け、全力を尽くしていただきたい。

 日本政府には、核保有国と非核保有国の橋渡し役をしっかりと果たすためにも、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いを誠実に受け止めて同条約の締約国になり、唯一の戦争被爆国として、世界中の人々が被爆地ヒロシマの心に共感し「連帯」するよう訴えていただきたい。また、平均年齢が83歳を超えた被爆者を始め、心身に悪影響を及ぼす放射線により生活面で様々な苦しみを抱える多くの人々の苦悩に寄り添い、その支援策を充実するとともに、「黒い雨降雨地域」の拡大に向けた政治判断を、改めて強く求めます。

 本日、被爆75周年の平和記念式典に当たり、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、被爆地長崎、そして思いを同じくする世界の人々と共に力を尽くすことを誓います。

令和2年(2020年)8月6日 広島市長 松井一実】