原発事故が起きてしばらくは(福島原発事故以前も)、テレビや新聞は原子力ムラに忖度し、本当の事を伝えなかった。

だから多くの人が、週刊誌やネットに真実を求めた。
大手マスコミから蔑まれる週刊誌、デマだらけと叩かれるネットにこそ(嘘やデマと共に)
真実があった。

 2011-04-14 10:42:43
テレビの安全・安全連呼は報道と言えるか。
【テレビは、安全です・半減期で影響ない・軽微な事故と、原発推進専門家の【安全デマ】とも言えるコメントを、

 無反省に東電・政府・原発推進グループの代弁者となって流し続け、
結果として、近隣住民の避難を一ヶ月近くも遅らせ、その健康を大きく損なわせた。】
 
 2011-04-16 12:26:37
週刊誌を読む理由。
J-CAST テレビウォッチより
http://www.j-cast.com/tv/2011/04/15093257.html

原発正確な情報、テレビも新聞も本当のこと教えてくれない。
読むと怖くなるけど、週刊誌情報がいちばん信頼できそうだから。】

 2013-05-24 09:54:47
新聞が「知らせたいこと・知らせたくないこと」国民が「知りたいこと・知るべきこと」

 2011-05-24 18:09:50
日本は危機対応ができない国 “大本営発表”の愚挙。

 2020-03-10 20:37:25
福島原発事故:あの日、テレビが伝えた 「”デマ”と嘘と真実」 新型コロナでは?
【あの日テレビは、原子力ムラの御用学者の〝安全デマ〟を流しながら、ネットの”デマ”に注意しろと・・

どちらが”デマ”だったか? 確かに、ネットには”デマ”も流れていたが、政府・原子力ムラが隠す〝不都合な真実〟も・・
しかしテレビは、原子力ムラの御用学者が流す〝安全デマ〟一色だった。

9年後の今 テレビは、新型コロナをどう伝えてきただろう? 

武漢で発生した新型コロナ、感染者・死亡者がSARSを超えるまで、テレビも 脳天気な日本政府同様、自称専門家が、「感染力は低い、致死率も低く、普通のインフルエンザ程度、
中国のようなことは、医療の発達した日本では起こりえない」?? 「正しく怖がりましょう」??と、〝安全デマ〟を流しまくっていたが・・】


 週刊現代 2011.05.16
総力特集 原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ 
この国は電力会社に丸ごと買収されていた


【なぜ原発がこの地震列島に54基も作られたのか。巨額の「反原発」対策費が政・官・財・学・メディア・地元に投下され、「持ちつ持たれつ」「あご足つき」で骨抜きにされていった過程を暴く

永田町は原発推進派だらけ

 政府の原子力関連予算が、1年間で約4556億円。

 主に原子力関係の促進・研究などに使われる電源開発促進税の税収が、年間およそ3500億円。

 福島第一原発がある福島県に、1974年から2002年までに支払われた交付金の累計が、約1887億円。

 敦賀原発と高速増殖炉「もんじゅ」がある福井県に出された交付金は約3246億円(1974~2009年)・・・。

 現在、日本国内で稼動している原子炉は、54基に及ぶ。国=歴代政権、官僚機構と電力会社は、一体となって「原子力は日本に必要不可欠だ」とのキャンペーンを数十年にわたって繰り返し、世界で第3位の「原発大国」を作り上げてきた。

 ちなみに、原子力安全委員会の委員長・委員らの年俸は約1785万円。学者たちを多く輩出してきた東京大学には、東京電力から「寄付講座」として計6億円の寄付金が支払われている。

 これまで「原子力」のため、いったいどれほどのカネが費やされてきたのか。マネーの奔流は「利権」となり、「原子力絶対主義」に繋がり、関係者たちの正気を失わせてきた。そして、その結果起きたのが、福島第一原発における、破滅的な大事故である。

 当事者の一人として原発問題と向き合ってきた、前福島県知事の佐藤栄佐久氏は、こう語る。

「日本の原子力政策は、次のようなロジックで成り立っています。『原子力発電は、絶対に必要である』『だから原子力発電は、絶対に安全だということにしなければならない』。

 これは怖い理屈です。危ないから注意しろと言っただけで、危険人物とみなされてしまう。リスクをまともに計量する姿勢は踏み潰され、事実を隠したり、見て見ぬふりをしたりすることが、あたかも正義であるかのような、倒錯した価値観ができてしまう」

 政府と東電は現在、数兆円以上に及ぶ賠償金を捻出するため、なんと電気料金の大幅アップを画策している。これも国民の意思から乖離した〝倒錯〟だ。

 この国はいったい、どこでおかしくなったのか。周期的に必ず巨大地震や大津波が襲ってくることを知りながら、なぜ54基もの原発を作ってしまったのか。そもそもレールを最初に敷いたのは、言うまでもなく「政治」である。

 自らが原発誘致にも関わったことがある自民党の長老議員は、その〝発端〟についてこう語る。

「原発というと、初代原子力委員会委員長の正力松太郎氏(元読売新聞社主)と、その盟友の中曽根康弘元首相の名が挙がる。ただその背景には、かつての米ソ冷戦構造下における『日本の核武装化』への布石があった。それが'70年代のオイルショックを経て、『資源のない日本における原子力の平和利用』と大義名分がすり替わり、政官民が一体となって原発を推進した」

 1基あたりの建設費用が5000億円以上とされる原発の建設は、政治家にとっては巨大な公共事業であり、利権となってきた。

「原発を地元に誘致すれば、交付金はじゃぶじゃぶ入って来るし、選挙も安泰になります。東京電力の役員が個人名で自民党に献金をしていたことが発覚しましたが、一方で民主党も、労組側、つまり電力総連の支持を受けた議員がいる。そうやって原発は、これまで60年以上も乳母日傘で国の厚い庇護を受けてきたわけです」(社民党・福島瑞穂党首)

 昨年1年間に、電力各社が会長・社長ら役員の個人名義で自民党の政治団体「国民政治協会」に行った献金の総額は、およそ3500万円に上る。

 原発利権を、いわゆる土建屋的な見地で利用したのが田中角栄元首相だ。地元の新潟に柏崎刈羽原発を誘致する際、田中氏は土地取引で4億円の利益を上げたことが知られている(『原発と地震—柏崎刈羽「震度7」の警告』新潟日報社特別取材班・講談社刊)。

 原発立地の地元にカネを落として住民を懐柔する、電源三法(電源開発促進税法、特別会計に関する法律、発電用施設周辺地域整備法)交付金の仕組みを作ったのも、自民党の有力者だった田中氏である。

「原発建設はゼネコンや地元の土建業者に大きな利益をもたらし、それがそのまま選挙における票田になる。選挙の際には、電力会社やメーカー、建設会社の下請けや孫請けの業者が、マシーンとして作用してきた。そういう田中氏の手法を引き継いだのが、その弟子である竹下登元首相らであり、さらに渡部恒三元衆院副議長や、小沢一郎元民主党代表らに受け継がれていった」(自民党閣僚経験者)

 原発推進に関して言えば、政界には右も左も、大物議員もそうでない議員も、まったく区別がない。中曽根氏の直弟子で日本原子力発電出身の与謝野馨経財相。身内の警備会社が原発警備を請け負っている亀井静香・国民新党代表。日立製作所で原発プラントの設計に携わり、日立労組や電力総連から絶大な支持がある大畠章宏国交相・・・。

 ちなみに菅首相にしても、有力ブレーンの笹森清元連合会長は元東京電力労組委員長だ。仙谷由人内閣官房副長官や前原誠司前外相も、原発プラントの輸出を進めてきた経緯があり、原発推進派に数えられる。社民党や共産党を除き、政界で原発の危険性を訴えてきた政治家は、数えるほどに過ぎない。】