原発を止めると「代替電源を稼働することで燃料費負担」がー^^と脅すが、
原発とてタダで動いているわけではない。

まして、新型コロナの影響で、原油価格は1バーレル30ドル台と記録的安値、
その上円高傾向。
ドバイ原油・16日午後、下落 31.80ドル前後
(その割にガソリン価格は一向に下がらないが・・元売りさん、早く仕切り価格を下げて!)

寧ろ、原発停止で発電コストが下がり、電力料金は値下りするのでは?

経営的にもお荷物、その上 原発事故を起こすリスク・・「テロ対策施設が完成するまで」と言わず、そのまま廃炉にしては如何か? 追加工事費をドブに捨てることはない。
原発の安全対策費 11社で5兆円超え・・・いずれ電気料金として徴収?

原発は、採算性でもメルトダウンしているのだから。
コラム:米原発閉鎖が告げる「採算性メルトダウン」


やっぱり原発の電気は高かった! 原発の赤字補填に補助制度案 経産省、2020年度創設めざす


関西電力、各自治体の脱原発要求を拒否。 しかし、お荷物=原発を抱えたままでは・・
【関電は、「電力需要が減っているにもかかわらず、なぜ原発にしがみつくのか」との質問に、「電力自由化による顧客獲得競争激化に勝つために原発が必要」??と返答したが・・

2002年には、電力自由化で「原発はコスト面で不利」と、国に泣きついている。
電力自由化、コスト面で原発は不利な立場に!? 10年前の新聞記事より

世界に目を向ければ、太陽光発電コストは石炭火力を下回り、原発の敵う相手ではない。
太陽光発電コストは石炭火力以下!世界30カ国以上で・・もう危険なだけの原発はいらない!

会社を潰したくないなら、関電は寧ろ、お荷物でしかない原発を(政府に移管とか)切り離す方策を探るべきなのだが・・

同様に、1Wも発電していない日本原電への支払いも、即刻停止すべきだろう。】

 日本経済新聞より
川内原発1号機が停止 テロ対策施設の建設遅れで初
【九州電力の川内原子力発電所1号機(鹿児島県薩摩川内市)が16日午後1時1分に運転を停止した。原子力規制委員会は新しい規制基準に基づいて、テロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重)」の建設を義務づけているが、期限の17日までに間に合わないためだ。特重の建設遅れで原発が停止するのは全国初となる。

【関連記事】 稼働原発、年内に半減 テロ対策遅れで4基停止へ

16日午前2時30分から出力を落とし、同9時に発電を停止。17日午後8時ごろ冷温停止状態になる見通し。発電再開は12月26日、営業運転の再開は2021年1月を見込む。川内原発2号機も20年5月20日に運転を停止し、再稼働は21年1月になりそうだ。

電力各社も特重の完成が期限内に間に合わず、原発停止が相次ぐ予定だ。関西電力の高浜原発(福井県高浜町)は3号機が8月2日、4号機が10月7日にそれぞれ停止する見通し。四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)も21年3月の期限から1年程度遅れるとしている。

九電の原発は4基中2基が8~9カ月間にわたって停止する。液化天然ガス(LNG)火力発電所など、代替電源を稼働することで燃料費負担の増加は必至だ。】