切断計画は失敗続き、高線量で危険なための遠隔操作だった筈が、
最後は作業員を被ばくさせ、人力での切断。しかし進捗率は未だ15%。

それでも、小手先の改善策?で、完了時期を一ヶ月伸ばしただけ?
再び作業員に被ばくを強いる、人力での切断に追い込まれるのは必至。

無謀な計画を押し通すのは、東電と協力会社「エイブル」の面子を守るためか?

たまたま取材に訪れた東京新聞の記者が、排気筒支柱に新たな破断を発見した時、
東電は、「線量が高く近づけない場所があったため、確認できなかった」と苦しい言い訳をしているが・・
福島原発の排気筒 支柱に新たな破断 取材に訪れた東京新聞が発見

人力で切断にあたった作業員の被ばくは、最終的には1ミリシーベルトに達し・・
遠隔操作装置トラブル、排気筒を人力で切断=4時間半で0.47ミリシーベルト被ばく

福島原発 排気筒解体 高線量下の手作業切断終え、計画見直しへ
【燃料補給、手作業切断などで数度、作業員を被ばくさせ ようやく、計画見直しへ

ベントで汚染された排気筒、その周辺に溜まった雨水は、放射性セシウム137だけで、
1リットルあたり2000万ベクレルの超高濃度汚染水。
排気筒周辺は、とても 人の立ち入れる環境ではない。

東電の意向としては、計画見直しと言っても微調整程度?のようだが・・】


 NHKニュースWEBより
福島第一原発の排気筒の解体 完了時期を延期 来年5月上旬に
【福島第一原発の1号機と2号機の共用の排気筒は事故の際、放射性物質を含む気体が放出され内部が汚染されているほか、水素爆発などの影響で鉄骨にひびも見つかっています。

東京電力は高さが120メートルあるこの排気筒が倒壊するリスクを減らすため、半分の60メートル前後まで解体して低くする計画です。

このため遠隔で操作ができる専用の切断装置を開発し、ことし8月から切断を始めましたが、刃の摩耗が速かったり、抜けなくなったりするなど、トラブルが相次ぎ、これまでに解体したのは9メートルほどにとどまっています。

東京電力は作業を中断し、計画の再検討を行った結果、残りの解体を来年3月末までに終えることは難しいと判断し、完了時期を1か月余り延ばし、来年5月上旬ごろとする方針を固めました。

東京電力は、切断方法や作業手順の改善策をまとめ、原子力規制委員会の会合に報告する予定で、準備が整えば今月中の切断再開を目指す考えです。】一部抜粋