田中規制委員長(当時)は、新規制基準に合格しても「安全とは言えない」と述べたが・・
規制委トップ、再稼働審査事実上合格の川内原発「安全とは言えない」 甘い基準露呈

フランシスコ・ローマ教皇の言うように、「完全な安全性が実現できていない」なら、
安全とは言えない」原発に合格証を出すべきではないのでは?

原発の父・正力松太郎が大新聞に育てた上げた読売新聞は、
原発新規制基準 ゼロリスクにとらわれるな(4月11日付・読売社説)??と・・


 ANNnewsCHより
フランシスコ教皇“原発は利用すべきでない”(19/11/27)


 ロイター 通信より
原発の利用、完全な安全性が必要=ローマ教皇
【[教皇特別機上 26日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは26日、原子力発電について、人類や地球環境にとって完全な安全性が保証されるまで利用を控えるべきだとの認識を示した。

核兵器については、抑止目的の保有も含め、全面的に禁止すべきとの考えを改めて表明。核兵器の利用・保有の不道徳性を「カテキズム(信者に対する教理の手引き)」に盛り込む意向を示した。

教皇は「核エネルギーの利用は(安全性に)限界がある。完全な安全性が実現できていないためだ」とし「個人的な意見として、私は完全な安全性が実現するまで、核エネルギーを利用しない。災害が起きないという保証が十分ではない」と述べた。

教皇は原発事故はまれだという主張には十分な説得力がないと主張。チェルノブイリ原発事故などでは、放射線が数十年にわたって人々と環境に悪影響を及ぼしていると指摘した。

殺虫剤の過剰利用や家畜への成長ホルモン投与など、人類の自然破壊は限度を超えているとも発言。「環境保護(の必要性は)今行うのか、全く行わないのかという地点まで来ている」と述べた。

教皇は「武装化を巡る偽善行為」に関与している国も批判。名指しは避けたが、キリスト教の伝統がある国が「平和を語り、武器で生計を立てている」とし「これは偽善だ」と語った。

国連については、世界中で多くの貢献をしているとした上で、安全保障理事会の一部の国にのみ拒否権を与える制度を批判した。】一部抜粋


 日本経済新聞より
女川原発2号機「合格」 震災被災原発で2基目
【原子力規制委員会は27日、東北電力女川原子力発電所2号機(宮城県)の再稼働の前提となる安全審査で、事実上の合格証となる「審査書案」をまとめた。新しい規制基準に基づく審査合格は東北電力の原発では初めてで、2011年の東日本大震災で被災した原発では日本原子力発電東海第2原発(茨城県)に続く2基目。再稼働には安全対策工事の完了や地元自治体の同意が必要で、20年度以降となる。

規制委は女川2号機の安全対策の基本方針について、新規制基準に適合していると判断した。一般からの意見公募などを経て、20年2月ごろに正式に合格が決まる。

東北電は1~3号機のうち、老朽化していた1号機の廃炉を決めて、2、3号機の再稼働を目指している。規制委が作った新規制基準では津波への対策を強化したほか、炉心溶融(メルトダウン)などの過酷事故への備えも求めた。】一部抜粋