関電・高浜原発のプルサーマル計画を邪魔立てした今井理一・高浜町長は命を狙われ?
東電の全原発17基を運転停止に追い込み、原子力ムラの虎の尾を踏んだ佐藤栄佐久・元福島県知事は、収賄額0円の収賄罪でその座から追われた。
佐藤栄佐久、小沢一郎 政治家抹殺事件の顛末
佐藤栄佐久前福島県知事は「反原発派」だったから逮捕されたのか福島原発事故隠蔽で国と対立した直後に捜査

関電、東電・・原子力ムラの闇は 甘利に深い。

原発の闇*関係者の不審な死と、冤罪?逮捕事件
死人に口なし?「もんじゅ」動燃幹部の不審死で?20年延命

 インターネットアーカイブより
週刊現代(2008年3月29日と4月5日号)<驚愕スクープ> 関西電力・高浜原発「町長暗殺指令」
【◆きっかけはプルサーマル計画だった
           
「天下の関電(関西電力)の幹部から、ワシらが請け負わされた仕事は、 〝町長暗殺″でした。冗談ではありません。実際、その〝任務″を果たすために町長を何日も寝ずに追いかけ回したこともあるんです・・・」 

K氏が高浜原発の副所長という立場でプルサーマル計画の早期再開を実現させれば、役員への出世の通が開ける。だが、関電の威信を懸けて早期再開に固執するK氏の前に、立ちはだかる人物がいた。高浜町長の今井理一氏である。 】一部抜粋

 宝島社HPより
関西電力「反原発町長」暗殺指令

【犬を使って殺れ!
凶器は獰猛な原発警備犬。関電首脳は知っていたのか?
当事者たちが実名告発する、原発・地元対策の異常すぎる暗部!

14基の原発が立ち並ぶ福井県・若狭湾沿岸の“原発銀座”。関西電力の高浜原子力発電所で異常な出来事が起こっていた。

獰猛な“原発警備犬”が、完全犯罪の凶器に使われようとしたのだ。

国内初の「プルサーマル」に固執する“高浜原発の天皇”。ことごとく“天皇”に反発する地元高浜町の町長……。「喉元を犬にくいちぎらせたれや」。完全犯罪を命じられた警備会社幹部が町長を追尾する……。

関電首脳は知っていたのか?当事者たちが電力会社の異常な地元対策を実名告発する、ミステリーを超えた戦慄ノンフィクション!!】

09/28 日刊ゲンダイ・関電激震 高浜原発「黒い霧事件」で検察の捜査着手はいつ

10/01 日刊ゲンダイ・関電以外は“目こぼし” 菅原経産相が狙う腐敗構造の矮小化

 livedoorニュース・日刊ゲンダイより
原発マネー「還流」が発覚した関西電力の闇 町長の暗殺計画も
ざっくり言うと

● 関西電力の幹部らが金品を受け取っていた問題について、ゲンダイが報じた
● 問題を機に、「関西電力『反原発町長』暗殺指令」という本が注目されている
● 関電の幹部が、福井県高浜町の前町長の殺害をほのめかしていた、というもの

暗殺計画も…原発マネー還流事件で再注目される関電の“闇”

【八木誠会長や岩根茂樹社長ら経営幹部20人に対する約3.2億円の原発マネー“還流”が発覚した関西電力。2日午後、大阪市内で会見を開き、福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(今年3月に死亡)から金品を受け取っていた人物の氏名や金額を含む調査報告書を公表した。20人中、豊松秀己元副社長と鈴木聡常務執行役員の2人が1億円超を受け取っていた。社内処分を受けたのは6人。八木会長と豊松秀己元副社長が報酬の2割を2カ月返上、岩根社長が同2割を1カ月返上。森中郁雄副社長、鈴木聡常務執行役員、大塚茂樹常務執行役員の3人が厳重注意と発表された。

関電疑惑 元助役宅から金沢国税局が「提供先メモ」を押収

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「(カネは)一時的に保管していた」「不適切だったが、違法性はない」

 先月27日に会見を開いた岩根社長の説明があまりにデタラメ過ぎたために世論批判が噴出。関電は、あらためて会見を開かざるを得なくなったワケだが、今回の事件を機に、俄然、注目を集めている本がある。2011年12月に発売された「関西電力『反原発町長』暗殺指令」(宝島社)だ。

 ジャーナリストの齊藤真氏によるノンフィクションルポで、舞台は高浜町。内容は、関電のK幹部(当時)が、核燃料を再利用する「プルサーマル計画」に反対する今井理一前町長の“殺害”を、高浜原発の警備を請け負っていた会社の幹部にほのめかしていた――というもの。K幹部は警備会社が原発の警備のために飼育していた大型犬ベルジアン・シェパード・ドッグ(マリノア)を使うことを提案し、「(町長の)喉元を犬に食いちぎらせたれや」などと発言したとされる。

体質はまるでヤクザか半グレ

 にわかには信じられない話だが、本には実行を依頼された告発者が実名で登場。今井前町長も齊藤氏のインタビューに応じた際、「ワシの喉笛を凶暴な犬に食いちぎらせるという、あの話や」と、計画を知っていた場面が出てくるのだ。そして、この本の中で高浜町の「陰の仕切り人」として登場し、「通称エムさん」と呼ばれていたのが森山氏だったという。

 いやはや、民間とはいえ、極めて公共性の高い電力会社が、自分たちの意にそぐわないからという理由で町長の“暗殺”を水面下で計画するなんて、ヤクザや半グレと変わらない。サウジ記者殺害事件さながらだ。

「今井さんは保守系ながら、リベラルな考えの持ち主で、本気でプルサーマル計画の危険性を不安視していた。Kは今井さんと怒鳴り合いの喧嘩を繰り返し、周囲に『今井のヤロウを殺してやりたい』と漏らしていた。皆、知っている話です」(地元関係者)

 日刊ゲンダイ記者が町内を取材すると、“暗殺計画”は広く知られていて、今井前町長の息子も「本人は高齢ということもあり、見解を示すことは控えたいと申しております」と言いつつも、「過去にそういった報道があったことは承知しています」と否定しなかった。

 K幹部はまた、「町をうちのもんにしたらええやないか」とも発言していたといい、原発推進のために町議会の過半数の議員を関電関係者で押さえることも画策していたらしい。これほどのメチャクチャを、一幹部が独断でできるはずがない。会社ぐるみで動いていたと見られても仕方ないだろう。

 八木会長や岩根社長は、森山氏から「オレの顔を潰す気か」とすごまれたため、仕方なくカネを受け取ったみたいな説明をしているが、同じ穴のムジナ。それなのに「死人に口なし」で逃げ切りを図ろうとする姿勢がミエミエだ。検察は一刻も早く動くべきだ。】