最近は、裁判官の意識も変わり、上からの締め付けに逆らい、
原発〝運転差し止め命令〟を出す 勇気ある不届き者?が ちらほら・・

微かな期待を抱いていたが・・
原発事故 経営トップの責任は? 東電強制裁判 あす判決 刑事でも国策無罪が覆るか?

しかし、その〝運転差し止め命令〟も、人事権を盾に裁判長をイエスマンに入れ替えれば、原発裁判の不敗(腐敗)神話は永遠に??
原発「司法判断」=〝運転差し止め命令〟も、裁判長を入れ替えれば・・

 朝日新聞デジタルより
東電会長ら旧経営陣3人に無罪判決 原発事故で強制起訴
【2011年3月の東京電力福島第一原発事故をめぐり、旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴された裁判で、東京地裁(永渕(ながふち)健一裁判長)は19日午後、勝俣恒久・元会長(79)、武黒(たけくろ)一郎・元副社長(73)、武藤栄・元副社長(69)の3被告にいずれも無罪(いずれも求刑・禁錮5年)の判決を言い渡した。午後1時15分ごろに始まった判決理由の読み上げは夕方まで続く見込み。検察官役の指定弁護士が控訴すれば、控訴審でさらに争われることになる。

経営陣の意思決定過程、解明しきれず 東電原発事故裁判
ちょうど8年前、爆発した原発 無罪訴える3人に福島は
 3人は、原発の主要施設の敷地の高さ(約10メートル)を上回る津波が来ると予想できたのに対策を怠って事故を招き、4・5キロ離れた双葉病院(福島県大熊町)の入院患者らに避難を余儀なくさせ、44人を栄養失調や脱水症状で死亡させたなどとして強制起訴された。

 公判で3人は被害者や遺族らに…】

 NHKニュースWEBより
原発事故 東電旧経営陣3人全員に無罪判決 東京地裁
【福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、東京地方裁判所は、3人全員に無罪を言い渡しました。

無罪を言い渡されたのは、東京電力の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)の旧経営陣3人です。

3人は福島第一原発の事故をめぐって検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴され、いずれも無罪を主張していました。

おととし6月から37回にわたって行われてきた裁判では、検察官役の指定弁護士が「巨大な津波が到達するという計算結果の報告を部下から受けた段階で津波の到達を予測でき、原発の運転を止める義務があった」として、禁錮5年を求刑しました。

一方、旧経営陣3人の弁護士は「計算結果の根拠は信頼できるものではなく、土木学会に検討を依頼して見解を得るという、合理的な手順を踏んでいた。被告らは、事故を予測できた可能性はなく、事故を防ぐこともできなかった」と主張し、いずれも無罪を主張していました。

判決で、東京地方裁判所の永渕健一裁判長は3人全員に無罪を言い渡しました。】