2013年当時、規制委の平委員だった更田豊志・現委員長は、
(検証は)10~20年間続くものになる」と述べていたが・・

14年10月規制委は、国会事故調の指摘した、
1号機の非常用復水器(IC)の配管が地震の揺れで破損した可能性」を否定、

津波が原因で、地震による影響は考えにくい」とする中間報告書をまとめ、
10~20年間続く」どころか、わずか1年半で(検証を)中断?していた。

しかし最近になって、“炉心専門家”だった元東電社員が、事故は「津波が原因」だったと実名告発。慌てた更田豊志・現委員長は火消しに??
福島第一原発 事故検証結果は「津波が原因」。しかし、それは間違っていた……

地震による影響は考えにくい」?? このフレーズ、どこかで聞いた記憶が・・

被ばく線量と甲状腺がんの関連、7年半経って今さら検討?? 因果関係は明白だが・・
【今までは、「放射線の影響とは考えにくい」と、言い張るのみだった県民健康調査検討委も、追い詰められ・・

福島原発事故が起こり、死の灰が福島県はじめ東日本中に降り注いだ。
 そして、100万人に2人と きわめて低い確率の小児甲状腺ガンが、
福島県で、チェルノブイリと同様 あるいはそれ以上のペースで多発。

まともな医者なら当然 「放射線の影響は考えにくい」 とは言えない筈だが・・
放射線の影響は考えにくい」に疑問 福島の甲状腺検査 評価部会長が辞表


 Yahoo!ニュース・時事通信より
原発事故の原因調査再開へ=福島第1、来年中に報告書-規制委
【原子力規制委員会は11日、2014年に中間報告書を取りまとめて以降、休止していた東京電力福島第1原発事故の原因を調査・分析する検討会を再開する方針を決めた。

 事故から8年半が経過し、放射線量の低下で立ち入り調査可能な範囲が広がったほか、廃炉作業の進展で必要な情報が失われる恐れがあるためとしている。規制委は20年中に報告書を取りまとめる方針。

 規制委設置法は、国会などの事故調査委員会で未解明とされた事故の調査・分析を規制委が引き継ぐと規定。規制委は14年10月、1号機の電源喪失について「津波が原因で、地震による影響は考えにくい」とする中間報告書をまとめた。】

 2013/5/2付・日本経済新聞より
福島原発事故、規制委が検証着手
【原子力規制委員会は1日、東京電力福島第1原子力発電所事故の原因を検証する検討会の初会合を開いた。すでに政府や国会などの事故調査委員会が報告書を公表済みだが、原発の重要機器が地震で損傷したかどうかなどをめぐる食い違いや未解明の部分も残る。規制当局として改めて事故原因を分析し、今後の原発の安全規制に反映させる。

検討会は月1回を目安に会合を開き、必要に応じて現地調査も実施する。論点ごとにリポートをまとめ、国際原子力機関(IAEA)にも報告する。規制委の更田豊志委員は「(検証は)10~20年間続くものになる」との見通しを示した。

政府や国会の事故調は昨夏までに報告書を公表した。政府事故調が地震による重要機器の損傷を否定したのに対し、国会事故調は同原発1号機の非常用復水器(IC)という機器の配管が地震の揺れで破損した可能性を指摘していた。

ICのタンクが置かれていた1号機の原子炉建屋4階では地震直後に水が出るのを見たという作業員の証言がある。規制委の検討会は、最初の検証テーマとしてまず水が出た原因を分析する。ICの損傷によるものかどうかを解明する方針だ。

同日の会合では、同原発4号機の原子炉建屋が爆発を起こす原因になった水素の発生源を突き止めることも、当面の検証課題に挙げた。】