東京電力が国から借金し、原発事故の被害者?に支払った賠償金は9兆円超。
そのうち何割が詐欺師らの手に渡ったのだろうか?

正当な被害者との和解は拒否しながら、マル政マル暴がらみ?の詐欺師には、
殆ど無審査?で賠償金を支払う東電。
<原発ADR> 東電、121件の和解案拒否。安倍総理は「経産省から指導させる」と言うが・・

もし、最初から東電に還流する手筈で賠償金詐欺が行われているとしたなら・・
「原発事故賠償」不正請求の“闇”ーもし、東電がグルならば・・
原発賠償金詐取 東電社員が指南=久間・元防衛相関連NPO


国も黙認 “除染マネー”の「ブラックボックス」=清水建設・下請けA社、利幅50%超という異常
日本原子力開発研究機構*除染モデル事業で30数億円ピンハネ?!



 朝日新聞デジタルより
主犯の男「東電社員に申請書作成頼んだ」 原発賠償詐欺
【東京電力福島第一原発事故を巡る賠償金詐取事件で、詐欺罪で起訴された主犯格の男の公判が27日、福島地裁であった。男は「東電社員(当時)に賠償金の申請書の作成や送付を依頼した」と供述した。福島県警はこの社員の事件への関与も慎重に調べている。

 男は、同県郡山市の「東洋健康センター」元社長で韓国籍の金孝尚被告(62)。原発事故の影響で売り上げが減ったなどと偽り、東電から計8億5900万円をだまし取った疑いで計8回逮捕され、七つの事件で起訴されている。

 検察側の冒頭陳述によると金被告は賠償金を申請する際、別の賠償金詐取事件で実刑判決が確定した受刑者(60)に手伝ってもらったとされる。金被告は27日の罪状認否で「だまし取る考えはなかった」と否認。賠償金の申請に関し「受刑者と東電にいる彼の友達に頼んだ」と供述した。

 この東電社員については受刑者の共犯の男も2016年1月、東京地裁の公判で、「申請手法の指導を受け、報酬を支払った」と供述していた。捜査関係者によると、社員はこの詐欺事件で書類送検されたが、不起訴となった。ただ、金を受け取ったなどとして、東電を解雇されたという。

 東電広報は「公判中のため、コメントは差し控える」としている。】

東電賠償金ビジネス事件 総額8億円を詐取した手口とは
【原発事故による賠償金を東京電力からだまし取ったとして、男女5人が逮捕される事件があり、これまでに立件された詐取額は8億4200万円に上る。このグループは金に困った会社を見つけて賠償金の請求を持ちかけ、手数料を受け取る「賠償金ビジネス」を繰り広げており、福島県警は少なくとも30社が不正請求した疑いがあるとみて調べている。

 「知り合いに原発事故の損害を分析して東電に申請できる公認会計士がいる」

 原発事故から1年余り過ぎた2012年4月、福島県内で運輸事業を手掛けていた男性は、面識があった旅館の元女将(おかみ)、黒田裕子容疑者(60)=今月5日に詐欺容疑で逮捕=から声を掛けられた。

 09~11年度の決算書の写しを手渡すと、10月初旬、黒田容疑者から「賠償金が出る決定を受けた。金額は約5千万円」と連絡があり、間もなく東電から約5千万円が振り込まれた。黒田容疑者はその日のうちに会社を訪れ、男性が手数料として約1500万円を手渡すと、紙袋に入れて帰って行った。その後も黒田容疑者を通じて3回にわたり、賠償金を請求。子会社も含め、計1億8千万円を受け取った。支払った手数料は計5400万円に上ったという。

 だが17年12月、事態は急転…】