原発セールスマン・安倍総理の手前?あくまで撤退ではなく凍結?だそうだが・・
醜い「原発セールスマン」 安倍総理
日立製作所「東芝」化の危険…英国原発事業で巨額損失リスク、撤退するにも安倍総理の同意が・・
経団連の中西宏明会長「原発の再稼働をどんどんやるべき」 安倍官邸に怒られ転換か

昨年末には2700億円とされた損失が、わずか一月で300億円も積み増し3000億円に?
日立の英原発計画、断念の方向=「傷は浅い方が良い」 2700億円で済むならと、株価も上昇。

英原発子会社・ホライズン・ニュークリア・パワーも売却を視野?とのことだが、
同じく撤退を決めた東芝は、子会社ニュージェネレーション(NuGen)の売却を断念し清算。
そして誰もいなくなった・・東芝、英原発子会社を清算へ…売却交渉難航で

無価値の英子会社・ホライズンに買い手が付かなければ、損失がさらに膨らむ可能性も・・


日立は経済合理性に基づいた判断を示したことで「ガバナンスが効いている企業であることを証明した」との評価もあるが、

幻の原子力ルネッサンスに踊らされ、欧米原子力ムラからババを引かされ深手を負った、(日立・東芝・三菱)原子力御三家が「ガバナンスが効いている企業」かどうか?疑問。
原発という火中の栗を拾う愚か者*日立、英原発事業会社を買収へ
原発ババ抜き しゃぶり尽くされた東芝、しゃぶられ途上の三菱・日立

リスクの塊・原発輸出に手を染めながら、「リスク持ち越さないことが重要」との東原社長の発言も、矛盾に満ちている。
リスクの塊・原発輸出=採算悪化、事故時の賠償責任からも逃れられず・・


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 NHKニュースWEBより
日立 イギリスでの原発建設計画凍結 約3000億円損失計上
【日立製作所はイギリスで進められている原子力発電所の建設計画への参加を凍結し、これに伴って、今年度およそ3000億円の損失を計上すると発表しました。

これに伴って、日立はこれまで資産として計上していた原子炉などの開発費が価値を生まなくなったとして、およそ3000億円を損失として計上し、ことし3月までの今年度の最終利益の見通しを従来の4000億円から1000億円に下方修正しました。

日立 東原社長「リスク持ち越さないこと重要」

記者会見で日立製作所の東原敏昭社長は「意思決定を先送りすることで、さらにプロジェクトのコストがかさむことを考えると、将来にリスクを持ち越さないことが重要だと考えた」と凍結の理由を説明しました。

そのうえで、「イギリス政府から新たな提案などがあれば、凍結の方針を解除することはあるが、これは非常になかなか時間軸が見通せない」と述べ、計画から撤退することも視野に入れていることを明らかにしました。】一部抜粋

 Bloombergより
日立:英原発建設計画を凍結、今期に3000億円の減損損失を計上へ
【日立製作所は17日、英国での原子力発電所建設計画を凍結すると発表した。英国政府と事業費の追加支援などを巡り交渉を進めていたが条件合意には時間がかかると判断し、経済性の観点から決定した。

計画凍結となったことで今期(2019年3月期)に3000億円の減損損失を計上する見通しも明らかにした。その結果、同期の純利益予想を従来の4000億円から1000億円に減額した。

都内で会見した東原敏昭社長は、「将来的には完全撤退もあり得るし、交渉の行方を見ながらゼロからやり直すこともある」と述べた。12年10月に買収した英原子力発電事業開発会社ホライズン・ニュークリア・パワーについても、売却を視野に検討を進めていることを明らかにした。

 日立は経済合理性に基づいた判断を示したことで「ガバナンスが効いている企業であることを証明した」との見解を示した。

 SBI証券の雨宮京子シニア・マーケットアドバイザーは、計画の中断については日経新聞が11日に報じた。これを好感し同日の株価は前日比8.6%高となり、翌営業日15日も7.1%高となっていた。】一部抜粋