核燃料(デブリ)調査関連では、原子力ムラのなんちゃってハイテクは連戦連敗。
2号機調査:東芝製ハイテク・サソリ型ロボット立ち往生。ローテク伸縮パイプに完敗
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原子力ムラの低レベル技術陣が、なまじハイテクを振り回しても・・

釣竿+電動リール+リモコン+内視鏡カメラ+線量計+温度計。
開発?と言うほど大げさなものではないが、
ローテクはハイテクに勝る!?・・東芝、福島原発の調査に釣竿型装置を開発。

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 産経ニュースより
真空管で放射線対策 静岡・浜松のメーカーがデブリ撮影用カメラ試作
【宇宙科学分野で知られる光学機器メーカー、浜松ホトニクス(静岡県浜松市)は東京電力福島第1原発の溶け落ちた核燃料(デブリ)取り出しに必要な、極めて高い放射線量に耐えられるカメラを試作した。半導体の代わりに昔のラジオに使われていたような真空管を組み込んだ。国と東電が取り出し作業の開始を目指す平成33年に向け、改良を進める。

 担当者は「技術はハイテクになるほど放射線への耐性が弱くなる。ローテクを駆使する必要があった」と話している。

 国と東電はこれまで、デブリのある1~3号機で内部調査を実施した。使われたカメラは累積でおおむね千シーベルトに耐え、約10時間稼働する設計だった。光を捉えるセンサーは一般のデジタルカメラと同じ半導体だが、放射線の影響を受けやすく、デブリ近くで稼働させるのは難しい。

 デブリを取り出すときは工具の動きなどを確認するため、カメラはデブリに数十センチ程度まで接近する必要がある。原子炉中心部の圧力容器内部やその直下での作業となるため、従来の内部調査より放射線量は格段に高くなるのは確実だ。

 浜松ホトニクスは放射線の影響を受けにくい真空管に着目し、センサーに採用した。実験では、毎時1万シーベルトもの強烈な放射線量を浴びても約200時間、正常にカメラが作動することを確認した。累積200万シーベルトの放射線に耐えられる計算で、従来品の2千倍となる。

 浜松ホトニクスは高感度光センサー「光電子増倍管」を開発し、宇宙から飛来した高いエネルギーを持つ素粒子ニュートリノの観測に貢献した。】