原発事故を起こした勝俣元会長らが、「刑事責任は私には適用されません」「私は無罪です」と強弁するその無神経さが許せない。

 これだけ大きな事故を起こしながら、誰の責任でもない?という無責任体制は許されない。
川内原発、再稼動は誰が決める?? 事故れば誰の責任??
福島原発事故 津波対策「放置」争点*防潮壁建設費80億円をケチった罪 問えるか?

 太平洋戦争で300万余の人命を奪った責任は曖昧なまま済まされ、
戦犯に問われるべき 「満州は私の作品」と豪語した当時の商工大臣が、なぜか?無罪放免され、後に総理大臣に・・
<日本人はなぜ戦争へと向かったのか> 過ちを繰り返さないために・・

その孫が、安倍一強体制の下 政治を私物化し暴走を続ける、安倍総理その人。

 安倍総理が、第一次政権時代 大地震で電源喪失が起こるとの警告を無視しなければ・・
総理の法的責任は問えないだろうが、心情的には東電旧経営陣と同罪。
巨大地震による電源喪失の質問に対する、安倍総理(当時)の答弁書

 先の戦争の責任を曖昧にした付けが、福島原発事故を起こした遠因とも云える。

そして、福島原発事故の責任を曖昧にすれば、歴史の必然として、第二・第三の太平洋戦争・福島原発事故を起こすことは免れないだろう。
東電・東芝・官僚:A戦犯を野放しにすれば、間違いなく第2の福島を引き起こす!

 毎日新聞より
原発事故 東電元会長ら無罪主張 予見「不可能」
【勝俣元会長は、事故は予見できなかったとした上で刑事責任を否定。武黒元副社長は「事故によって多大なご迷惑をおかけし責任ある立場として深くおわびしますが、事故を予見することは不可能だった」、武藤元副社長は「当時の役員として深くおわびを申し上げたい。しかし振り返ってみて、事故の発生を予見できなかった。責任はないと考えます」と述べた。

続いて検察官役の指定弁護士が冒頭陳述を行った。

武黒、武藤両元副社長は08年、政府の地震調査研究推進本部(推本)が「三陸沖に巨大津波が発生しうる」とした長期評価に基づいて社内で出された想定津波(高さ15・7メートル)について報告を受けていたと指摘。

勝俣元会長も09年の社内会議の部下の発言から、巨大津波の可能性を認識できたとした。その上で学会に津波の可能性について検討を委ねて津波対策を先送りしたと主張し、「津波を予見できたのに、漫然と原発運転を継続した。注意義務を尽くせば事故は回避できた」とした。

旧経営陣3人に対する起訴内容
 東電の勝俣元会長ら3被告は、福島第1原発の原子炉建屋の敷地(海面からの高さ約10メートル)を超える津波が襲来し非常用電源などの機能が失われて事故が起きる可能性を予見できたのに、防護措置を怠った過失により原発事故を招き、福島県大熊町の双葉病院からの避難を余儀なくされた入院患者ら44人を死亡させ、原発でがれきに接触するなどした東電関係者や自衛隊員ら計13人を負傷させた。】一部抜粋