製造時の記録などを調べ、強度不足の可能性がないか調査??

メーカーが作成した製造時の性能試験を鵜呑みにして「強度不足ない」?? 

書類を確認しただけで「強度不足の可能性がないことを確認した」と、胸を張る原発11社。

おそらく規制委は、このナンチャッテ調査を妥当と認めるだろうが・・

東電の原発17基、全てが停止するという前代未聞な事態にまで発展した
02,東電トラブル隠ぺい事件では、内部告発を2年間放置、その上告発文を受け取った通産省、原子力安全・保安院は、スガオカ氏の実名が書かれた資料を東電サイドに渡していた。
「NEWS23」筑紫哲也の正義・02,東電トラブル隠ぺい事件。

規制委は、生まれ変わった?とはいえ保安院と同根。調査・検査は相変わらず 電力会社任せ。

「保安院が本来ならやるべきはずであったことを、福島県が行ったわけです。ですから悪の根源は東電ではなく、保安院にある。彼らが告発を取り上げなかったのです」と、佐藤栄佐久・福島県前知事
東電を告発して、原子力ムラに刺された? 佐藤栄佐久・福島県前知事。

 佐賀新聞LiVEより
原発11社「強度不足ない」規制委、妥当性判断へ
【大型鋳鋼品メーカー「日本鋳鍛鋼」(北九州市)が製造したフランスの原発の重要設備で強度不足が指摘された問題で、東京電力や関西電力など原発を持つ11社は31日、自社の原発の重要設備に「強度不足の可能性がないことを確認した」と原子力規制委員会に報告した。

 規制委は、各社の報告が妥当かどうか、11月中に判断する。

 各社は、フランスで問題になったのと同じ「鍛造」という製法による重要設備の部品について、製造時の記録などを調べ、強度不足の可能性がないか調査。材料となる鋼の塊から強度不足につながる炭素濃度の高い部分を切り落としているほか、炭素濃度を分析し、基準値を超えていないことを確認しているなどとして、強度不足の可能性はないと報告した。

 報告によると、関電高浜2号機(福井県)や九州電力玄海2~4号機(東松浦郡玄海町)など7原発11基と、廃炉となった関電美浜2号機(福井県)と玄海1号機で、日本鋳鍛鋼が鍛造で原子炉圧力容器の上ぶたを製造していたが、問題は確認されなかった。日本製鋼所など他のメーカーが製造した他の原発でも問題は見つからなかったという。フランス原子力安全局が6月、同国内で運転中の原発の重要設備に強度不足の恐れがあると発表し、規制委も国内原発の調査に乗り出した。】