今この瞬間も、絶え間なく太平洋に放射能汚染水を漏出させている東電・福島第一原発。
それでも東電は、規制委は、「海洋汚染なし」との虚偽報告を、原子力ムラの総元締め・IAEAに報告。

 それを、故郷を原発に汚された福島の地元紙・福島民報が淡々と伝える。

 福島原発事故は、3年半経っても収束の気配すらないが、
公式には?汚染水は「完全にブロック」?され、安全の確認された?川内原発は再稼動されようとしている。
※ 「完全にブロック」の筈が、基準値超の放射性ストロンチウムが港湾外に流出!
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 この国の中枢は、原子力ムラに「完全にコントロール」され、健忘症の国民は放射能の恐怖から解放され、
福島県民さえ、福島県民だからこそ、放射能被ばくの実害を、風評被害と思い込もうとしている。

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 福島民報より
「海洋汚染なし」と評価 東電福島第一原発の汚染水漏れ
【昨年8月に東京電力福島第一原発の地上タンクから約300トンの高濃度汚染水が漏れた問題で、原子力規制委員会は10日、汚染水漏れにより健康や環境への影響を懸念すべき海洋汚染はなかったとする評価結果をまとめた。

■IAEAに報告へ
 約300トンの漏えいは一連の汚染水漏れで最大量。規制委は6月、福島第一原発の実施計画に基づき東電から最終報告を受け、内容を精査していた。
 規制委は、評価の理由について、漏えい前後の放水口付近のモニタリング結果に有意な変動が見られないことを挙げている。タンク周辺の汚染土壌の掘削で、東電が、漏えいした汚染水に含まれるストロンチウム90の約80%を回収したと見込んでいることも根拠とした。
 作業員の被ばく線量については、年間線量限度を十分下回っているとし、懸念すべき被ばくはなかったと結論付けた。
 規制委は10日の定例会合で評価結果を了承した。今後、国際原子力機関(IAEA)に報告する。】

                                 2013-12-10の記事より
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