伊藤知事は、誰の命を想定して 「もう命の問題なんか発生しない」と言われたのか?
 
 行政に見放され置き去りにされ奪われた 双葉病院の患者さん50人の命、
避難計画の蚊帳の外の要援護施設の患者さんの命は、伊藤知事の想定には入っていないのでは?

 原発事故が奪った 人々の平穏な生活、職場、友人、故郷の大地・・うつくしま福島という

 愛する鹿児島を 殺すかも知れない川内原発の再稼動を、県民に成り代わり?誰のために
伊藤知事は決断されたのだろうか?
※ 川内原発再稼働  30キロ圏自治体を無視、鹿児島県知事が同意
  川内原発再稼働、県議会が同意へ?? 議員の同意=地元の同意??

 県議は、県知事は、誰のための政治を行っているのか? 県知事は県庁は、県民のための行政を行ってきたのか?
※ 知事は県民の敵?SPEEDIデータ隠蔽?3号機爆発「健康被害ない」要請?
  福島県が“原発事故翌日”の放射線データ消去 「線量は平時と同じだった」??

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 毎日新聞より
川内原発再稼働同意:「命の問題発生せず」鹿児島知事
【原発の立地県として初めて、鹿児島県の伊藤祐一郎知事と県議会が7日、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に同意した。原発事故への不安が根強い中、伊藤知事は国の新たな規制基準とそれに基づく九電の対策を高く評価し、「もう命の問題なんか発生しない」と明言。しかし、再稼働に反対する県民は「安全神話の復活だ」と猛反発している。両者の主張は相いれないまま、知事判断で再稼働の地元手続きは完了した。

 中   略

 原発事故への不安については「福島であれだけの不幸な事故が起きた。安全神話が全部崩れたのは確かだ」との認識を示しながらも、原発事故後に設けられた国の新規制基準を高く評価。原子力規制委員会の指針や九電の評価を引用し、事故が起きても原発から5.5キロの放射線量は毎時5マイクロシーベルトだとした上で「避難の必要がない。普通に生活してもいい」と述べ、「もし福島みたいなことが起きても、もう命の問題なんか発生しない」と明言した。

 福島の事故は収束せず、避難計画の実効性や火山対策にも疑問の声が上がる中での再稼働同意に、納得のいかない住民は多い。この日、県庁には全国各地から再稼働反対を訴える400人以上が集まり、県議会の傍聴席を埋めた。午前10時の開会前から「再稼働にどんなメリットがあるのか」などのヤジが飛んだ。しかし、県議会(定数51、欠員2)は自民県議団が33人を占め、再稼働を進める政府・自民党本部の方針に従えば、再稼働陳情が採択されるのは必然だった。反対討論を行った柳誠子(せいこ)県議(県民連合)も「歴史に禍根を残す一日」と無念さをにじませた。】