原発マネーの甘い蜜に群る?「電力安定供給推進議員連盟」130名の先生方には、
福島県民の苦悩も、彷徨う核のゴミの行方も、他人事なのだろう。

 こんな無責任な国会議員を生んだ責任は、私たち有権者にあるのだが、
向こう3年は、ロッキード疑獄のような何か大きな事件が起きない限り、安倍自民党の独裁政治は続く。

 次の選挙まで、憲法改悪、日本版・全権委任法などで、主権を失っていなければ、まだ巻き返すことも可能だが・・

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 テレ朝ニュースより 
「再稼働は国家的急務…」自民原発推進議連が提言
【自民党・細田幹事長代行:「再稼働可能なものは再稼働し、安定した経済を実現しなくては、今後の日本経済はどんどん悪くなっていく」

 自民党議員142人が参加する議員連盟が取りまとめた提言では、まず、「原発の再稼働は国家的急務」と強調しました。そのうえで、政府が来年1月にまとめるエネルギー基本計画に「原発は将来にわたり必要である」と明記し、新設や増設などを求める方針を盛り込みました。

 さらに、稼働を始めてから40年を超える原発の活用も積極的に検討するよう求めています。】

 Yahoo!雑誌ニュースより
原子力ムラから政治家へ金が流れる「モンスターシステム」とは?
【日本国民の胸に深く刻まれている原発事故への恐怖。当然、その再稼働には慎重な議論がなされるべきだ。

だが、安倍政権は7月の参院選後、再稼働への動きをますます加速させようとしている。多くの国民の声を無視して、なぜ再稼働は進められようとしているのか?

そうした疑問に答えるのが、現役の霞が関キャリア官僚・若杉冽氏が書いた小説『原発ホワイトアウト』(講談社)だ。電力会社、政治家、官僚が一体となって進める原発再稼働。その裏ではびこる金と利権まみれの「モンスターシステム」の実態をフィクションの形で生々しく暴露している。

 中 略

しかも自民党は今年の5月、「電力安定供給推進議員連盟」という団体を立ち上げた。若杉氏は語る。

「表向きは電力の安定供給を考えると言いながら、その実は原発再稼働を促すのが目的です。今では130名の国会議員が参加しています(会長は幹事長代行の細田博之氏)。この会合に出れば、電力会社は一口2万円のパーティ券を一度に10枚も20枚も買ってくれるのです。

 電力会社というのは自動販売機みたいなもので、押せばお金がドンドン出てくる。しかも、再稼働をイッキに進めたい今が勝負どころだと考え、こうした金を積み増ししているはずです。

 官庁にいると、脱原発デモの近くを通ったりするわけで、それを見ると私も参加したいぐらいです。でも、あのやり方だけではダメだと思うんです。皆さんがもっと“敵”の正体を知って、モンスターシステムを解除する方法を考えてみてほしい。その思いでこの本を書きました」

 このように、我々国民の知らないところでズブズブの関係にある政治家と電力会社。どんなに大きく「脱原発」の声を上げたところで、政治家や官僚には届かないのか。】一部抜粋