事故後すぐに住民を逃がしたチェルノブイリですら、甲状腺被ばく線量は50~5000ミリシーベルト、
それに比べ住民の避難が大幅に遅れた福島で、最大でも82ミリシーベルト??とても真実とは思えない。

 チェルノブイリで5年後に顕在化した甲状腺がんが、福島では僅か2年で罹患したお子さんも・・
同じ国連でも、原子力ムラの息がかかった?国連科学委員会と、「福島県健康調査は不十分」と報告書を書いた人権理事会とでは立場を異にするようだ。

 本当に原発事故が福島の子供たちの健康に悪影響を及ぼさないのなら喜ばしいことだが、
私には、国連科学委員会もWHOも、原子力ムラの側に立ち、放射能被ばくでの健康被害を矮小化しているようにしか見えない。

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 毎日JPより
国連科学委員会:福島第1原発事故「明確な健康影響ない」
【東京電力福島第1原発事故による周辺住民の健康影響を調べている国連科学委員会は27日までに、事故後1年間の甲状腺被ばく線量を推計し、原発から30キロ圏外の福島県の1歳児は最大66ミリシーベルト、30キロ圏内にいて避難したケースでも最大82ミリシーベルトとする報告書案をまとめた。「被ばく線量は少なく、健康への明確な影響はないとみられる」としている。

 1986年のチェルノブイリ原発事故の甲状腺被ばく線量は50~5000ミリシーベルトで、周辺地域の子どもの甲状腺がんが急増したが、今回の推計値は成人、1歳児とも、がんのリスクが高まるとされる100ミリシーベルトを下回った。】