世界保健機関(WHO)までが原子力ムラの構成員だったとは!?

 WHOの評価では、一番発ガンリスクの高い浪江町の女児でも、
1歳児が16歳になるまでの甲状腺ガン罹患率が0.0365%、1万人に3・65人。それでも決して低くはないが。

 しかし、原発事故から僅か2年で、福島の子供たち3人から甲状腺ガンが発見され、他7人にも疑い・・
検査を受けた原発周辺13市町村の3万8114人のうち10人のお子さんが・・

 16年後の罹患率はいったい何%になっていることだろう?
悲しくやるせないことだが、0.0365%に収まっていないことだけは確かだろう。

 WHOはいったい誰のために、放射能被ばく被害を矮小化する評価を発表したのだろうか?

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 YOMIURI ONLINEより
福島原発事故、がん患者増の可能性低い…WHO
【 世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質による健康影響の評価を発表した。

 一部地域で子供の甲状腺がんの発症確率が高まる可能性を指摘した。ただ、放射線量の高い「計画的避難区域」に4か月間避難せずにとどまり、汚染された物を食べ続けるなど、ありえない最悪条件を想定して計算している。実際にがん患者の増加が住民の間で見られる可能性は低いと結論づけた。

 WHOは、日本政府が発表した大気中の放射線量などから住民の被曝ひばく線量を計算。事故当時1歳、10歳、20歳だった人が、様々な種類のがんを発症するリスクを分析した。事故直後に避難した原発20キロ・メートル圏内の住民は評価対象外とした。

 甲状腺がんの確率が最も高まったのは福島県浪江町の1歳児で、16歳までの発症確率が、男児は平常時の0・0014%から事故によって0・0104%に、女児は0・0040%から0・0365%に、それぞれ上がった。同じく16歳までに白血病になる確率は、男児が0・03%から0・055%に、女児が0・03%から0・047%に上がった。

 報告書は、子供の健康管理に注意が必要だと指摘している。ただ、どちらのがんも、対象年齢の乳幼児が数百人だとすると、事故後でも患者数は1人に満たず、実際に患者の増加が確認される可能性は低い。】