柏崎刈羽原発は、現基準「13万~12万年前以降」ならセーフ、新基準「40万年前以降」ならアウト。

 しかし、東電自ら「6つの原子炉の下には計23本の断層が存在する」と認める危険な場所に造られた、
田中金脈の源泉?柏崎刈羽原発、建設を認可した安全審査そのものに問題があったのではないのか?

 柏崎刈羽差止訴訟の上告審中に起きた中越沖地震で、原発の細管・機器など多数が破損したにも拘らず、最高裁がそのまま上告棄却した、国策を追認する無責任な姿勢は、司法の自殺行為ではなかったか?

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 産経ニュースより
柏崎刈羽原発 稼働できない可能性 断層30~20万年前に活動?
【東京電力は18日、柏崎刈羽原発(新潟県)の原子炉直下にある断層が生じた時期は、30万~20万年前とする調査結果をまとめ、原子力規制委員会に報告した。7月に施行される新規制基準では、活断層の真上に原子炉などの重要施設を設置することを禁止しており、規制委が今後、この断層をどう評価するかに注目が集まる。

 新基準では、活断層の評価範囲を従来の「13万~12万年前以降」から「40万年前以降」に拡大している。規制委の評価によっては、同原発のうち断層が存在しないとされる4号機以外は今後、稼働が認められない可能性が出てくる。

 東電によると、同原発には計7つの原子炉があるが、4号機を除く6つの原子炉の下には計23本の断層が存在する。これらの活動時期を調べるため、東電が昨年9月から計7カ所でボーリング調査を行い、火山灰や化石を分析。その結果、20万年前以降は活動した形跡はなく、ずれが生じているのは30万~20万年前よりも古い地層だった。】

柏崎刈羽の断層、東電「現基準で活断層でない」(読売新聞)8時59分
柏崎刈羽「廃炉」も浮上 規制委、活断層否定できず(産経新聞)7時55分