おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川武士です。
「やる気満々で始めたのに、もう続いていない…」
「三日坊主って、私の代名詞かもしれない」
そんなふうに、自分を責めていませんか?
仕事も家事も子育ても頑張っているのに、
新しいことは続かない。
「やっぱり私は意志が弱いんだ」と落ち込む。
でも、これだけは断言できます。
三日坊主は、
あなたの性格の問題ではありません。
三日坊主の原因は「脳の仕組み」
人間の脳には「現状維持バイアス」
と呼ばれる特性があります。
これは「変化を嫌って、
今のままを守ろうとする力」。
たとえば、
・運動を始めても
「今日は疲れてるし、やめとこう」と思う
・新しい勉強を始めても
「時間がないから明日から」と先送りする
これらはすべて脳が無意識に
「元の生活に戻ろう」と働きかけているからです。
だから、あなたが続かないのは
「意志が弱いから」ではなく、
むしろ“脳が正常に働いている証拠”なんです。
解決のヒントは「低ハードル習慣」
では、どうすれば続くのか?
答えはシンプルで
「脳が抵抗しないぐらい小さな一歩から始める」
ことです。
つまり「低ハードル習慣」にしていくことです。
たとえば…
・腕立て伏せを1回だけ
・ノートに1行だけ書く
・本を1ページだけ読む
「え、それで意味あるの?」
と思うくらい小さいことでOKです。
実はこの「最初の一歩」が、
習慣のエンジンを回すスイッチになります。
続かないやり方
-
気合いを入れて、いきなり30分の運動を始める
-
完璧にやらなきゃと頑張る
-
少し休むと「やっぱりダメだ」と自己否定
続くやり方
-
まずは1分だけストレッチ
-
「今日はここまで」と区切ってOKを出す
-
できた自分を小さく認める
こうした積み重ねが「続く自分」をつくります。
「私も小さな一歩から始めたい」
そう思ったなら、まずは“続ける仕組み”
を知ってみませんか?
習慣は「性格」ではなく「仕組み」
多くの人が誤解しています。
「続けられるかどうかは、意志の強さで決まる」と。
でも、本当は違います。
続けられるかどうかは
「仕組みの有無」で決まるんです。
脳の特性に逆らって根性でやろうとすると、
必ず反発がきます。
けれども、脳を味方につける“仕組み”を作れば、
誰でも続けられるようになります。
「続かない私」が「続く私」に変わった瞬間
ある40代の女性は、
長年「運動が続かない」と悩んでいました。
でも、「1日1回スクワット」から始めたら、
1週間で「もっとやってみよう」と気持ちが変わり、
いまでは毎朝15分の運動を習慣にできています。
最初から15分は無理でも、
1回からなら始められる。
これが「低ハードル習慣」の力です。
「三日坊主だから…」
と自分を責めなくていいんです。
脳の仕組みを知れば、
“やる気に頼らず続けられる自分”になれます。
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