おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川武士です。
「続かない」を卒業したいあなたへ、
人生を動かす“続ける力”のヒント
をお届けする連載、4回目です。
今回は、習慣が定着するまでに立ちはだかる
「3つの壁」と、その乗り越え方について
お話しします。
習慣には「3つの壁」がある
「最初の3日間はできたのに、
そこから続かなかった…」
「忙しくなったら、
全部リセットされてしまった…」
このように、
せっかく始めたのに続かなかった経験、
誰にでもありますよね。
でも、あなただけではありません。
実は、どんな人でもぶつかる「習慣の壁」
が存在するんです。
それが、
反発期・不安定期・倦怠期。
この3つの時期を知っているかどうかで、
習慣化の成否は大きく変わります。
STEP1:反発期(1日〜7日)
──「やりたくない」が当たり前の時期
一番多くの人がつまずくのが、最初の1週間。
モチベーションが下がりやすく、
「今日は疲れてるから明日でいっか」
と言い訳が浮かびやすくなる時期です。
ここでのポイントは、“完璧主義”を手放すこと。
たとえば、
- 「30分ランニング」を「10分歩くだけ」に。
- 「机の上を片づける」を「引き出し1個だけ」に。
物足りないくらいで、ちょうどいい。
“勝率100%”の行動だけやると決めてください。
さらに、記録も効果的です。
カレンダーに〇をつける、
シールを貼る、アプリでログを残す──
“やった証”が見えることで、
「私、できてる!」という実感が
モチベーションになります。
STEP2:不安定期(8日〜21日)
── 日常に飲み込まれがちな時期
この時期は、仕事・家族・用事など、
日々の忙しさが再び日常を引き戻そうとします。
ここで必要なのは、“習慣の仕組み化”です。
たとえば、
- 「朝7時にストレッチ」
- 「通勤中に英単語アプリ」
時間・場所・行動をセットにして
パターン化することで、
無意識でも体が動くようになります。
また、例外ルールを決めておくのも有効です。
「今日は残業でヘトヘト…でも、
英単語ひとつだけ覚える」
これで“ゼロの日”を防げます。
あなたにとっての
“継続スイッチ”を知ることも大切。
お気に入りの飲み物、推しの写真、
SNS投稿など、気分を高める仕掛け
を用意しましょう。
STEP3:倦怠期(22日〜30日)
── 「意味あるのかな…」という無気力な時期
ここまで続けられた人が、
最後につまずきやすいのが“倦怠期”。
慣れてきたからこそ、飽きてきてしまう。
そんな時期です。
ここで大切なのは、“変化”をつけること。
- 場所を変える(家→カフェ)
- 音楽を変える
- 新しいノートやペンにする
- ウェアや道具を変える
“飽き”には“刺激”で対抗する。
これは非常に有効な方法です。
そして、もうひとつ。
定着しそうな習慣があるなら、
「次は何に挑戦するか」
を考え始めてみてください。
「この習慣は通過点。
もっと良くなる未来がある」
そう思えると、
不思議とやる気が湧いてくるんです。
あなたは、どのステージにいますか?
反発期、不安定期、倦怠期──
今、あなたがどのステージにいるのかを
意識することで、続けるコツが見えてきます。
習慣は才能ではなく、リズムです。
そのリズムをつかむためには、
小さな一歩と“自分を知ること”が大切です。
次回はいよいよ最終回。
「どうしても続かない…」というあなたに贈る、
“やる気スイッチ”をお届けします。
続けるための“ひと押し”が、
きっと見つかるはずです。
毎朝3分で、習慣が変わる。
人生が動き出す。
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