おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
「やらなきゃと思ってるのに、
寝るのはいつも深夜…」
「今日も結局、
自分のことは後回しだった」
「朝に勉強したいのに、
起きたらもう出発ギリギリ…」
こうした毎日の繰り返しに、
モヤモヤを感じている方も
多いのではないでしょうか。
では、なぜ「本当は大切にしたいこと」が
なかなか優先できないのでしょう?
その答えは、
無意識のうちに決まっている
“優先順位の順番”にあります。
「わかっているのにできない」の正体
「睡眠をちゃんと取りたい」
「副業のために朝時間を使いたい」
そんな理想の過ごし方は、
きっと誰もが持っていると思います。
でも実際には、
今日のToDoを終わらせるのに精一杯で、
気づけば深夜、明日もまたバタバタ。
頭では「このままじゃいけない」
とわかっていても、
生活が変わらないのはなぜか。
それは、頭の中で
一番優先していることが違うからなんです。
優先順位の“1位”が、すべてを決めている
たとえば、
「仕事の不安をなくすこと」が
頭の中で無意識に優先順位の
1位になっているとします。
すると、どんなに眠くても
「今日中にやっておきたい…」
とパソコンに向かってしまう。
結果として、
「健康のためにしっかり眠る」とか
「朝の30分を自分に使う」といったことは
どんどん後ろに回されてしまうんですね。
習慣を変えたいなら、まず“順番”を変える
時間の使い方を変えたいなら、
まずは意識の中の優先順位を
入れ替えることから始めてみましょう。
たとえば「英語の勉強を30分したい」
と思っているなら、
その時間を、
1日の“1番大事なこと”に設定するんです。
「何があっても、まずはこれをやる」
と決めると、不思議と時間の確保が
しやすくなってきます。
先に優先順位を決めておくことで、
「どうやって時間をつくろうか」
と自然に考えるようになるんですね。
頭の中の“設定ミス”が、毎日を苦しくする
学び、健康、副業、家族との時間…
本当は大事にしたいのに、
気づけばどれも後回しになっている。
その背景には、「なんとなく」
で決めている優先順位があります。
これを変えないまま頑張ろうとしても、
結局、いつものパターンに戻ってしまうんです。
まずは、書き出してみましょう
たとえばこんなふうに、
紙に書いてみてください。
Before:いまの優先順位(無意識のまま)
1 仕事の不安をなくす
2 家事や最低限のやること
3 スマホやYouTubeでリラックス
4 睡眠
5 自己投資(勉強・副業)
After:意図的に変えたい優先順位
1 睡眠6時間を死守
2 朝30分の英語学習
3 仕事は18時まで
4 夜のリラックスタイム
5 SNSは20時以降にまとめて見る
こうやって「自分で順番を決め直す」ことが、
習慣を変える大きな第一歩になります。
今月、あなたが1番にしたいことは?
たとえば
「22時に寝る」を最優先にすると決めたなら、
そのために仕事の区切り方や夜の過ごし方も
変わってきます。
少し不安があっても、まずは試してみる。
早めに切り上げて、
睡眠をしっかりとって朝に回す。
そのサイクルを回しながら、
「これが自分に合っているか?」
を確かめていけばいいんです。
あなたは今、何を“1位”に設定していますか?
そして、その1位は、
本当にあなたの理想の未来に
つながっていますか?
優先順位を見直すだけで、
毎日の流れが驚くほど変わっていきます。
ぜひ、習慣化ノートなどに
「今月の優先順位リスト」を
書き出してみてくださいね。
それでは今日も、
よい1日をお過ごしください。