おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
ゴールデンウィークが明けてました!
今日の気分はどうでしょうか?(笑)
「やる気が出ないな…」
「なぜか体が重い」
「気持ちがついてこない」
そんな感覚を抱えている方も、
きっと少なくないのではないでしょうか。
実は、長期休みのあとにこのような状態になるのは、
とても自然なことです。
心と体が、非日常から日常へ戻るリズムを
取り戻そうとしているプロセス。
今日はこの“やる気が出ない連休明け”をどう過ごすか!
そのヒントをお伝えしたいと思います。
自分を責めると、さらに動けなくなる
まず最初に、
「こんなにやる気が出ない自分はダメだ」
「もっとシャキッと動かなきゃ」
と、自分を責める気持ちが出てきたら…
その感情に一度、
そっとブレーキをかけてください。
連休明けのこの時期は、気温も仕事も、
周囲の動きも急に加速し始めるため、
内側のリズムが追いつかず、
心がついてこないことがよくあります。
ここで焦って「もっとやらなきゃ」と無理に動くと、
かえって反動で気力を失ってしまうこともあるのです。
エンジンではなくギアから整える
たとえば、自転車をこぐとき。
長い坂を登る前に、まずはギアを軽くしますよね?
それと同じで、
今のあなたに必要なのは“重いタスク”ではなく、
“軽くて確実にこげる小さな行動”です。
つまり、エンジン(やる気)に頼るのではなく、
ギア(行動の負荷)を調整することで、
自然と前に進める状態をつくっていくのです。
小さなアクションで、心のギアを戻す方法
では、どんな行動が
“心のギア戻し”になるのでしょうか。
「やる気が出ない日に効果的な3つの習慣」
をご紹介します。
① 朝の“軽い1歩”を決めておく
たとえば、こんな行動です。
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コップ1杯の白湯を飲む
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窓を開けて深呼吸する
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手帳に「今日やることを1つだけ」書く
これらはどれも、3分以内でできる行動。
しかし、行動を起こすという小さな成功体験が、
その日1日のリズムをつくってくれます。
② 「やらないこと」を決めて余白をつくる
やる気が出ない日は、
ToDoリストの数を減らすことも大切です。
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いつも通りの家事を“半分だけ”にする
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メール返信を“午前中は見送る”と決める
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SNSを“今日は見ない”と決めてみる
あえて手放すことで、心の余白が戻ってきます。
その余白が、行動のきっかけを生むのです。
③ 小さな“整え習慣”で自分とつながる
夜寝る前に、こんな時間をつくってみてください。
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ノートに「今日感じたこと」を3行書く
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お気に入りのアロマを炊いて3分間目を閉じる
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「今日よく頑張った」と自分に声をかける
整えることで、
「また明日は少し軽く進めそうだ」と感じられる。
習慣は、心のリズムを整える技術でもあるのです。
「整える」ことで、前に進める
やる気が出ないときこそ、
無理にアクセルを踏むのではなく、
心のギアを1段、軽く戻してみましょう。
今は、止まっているようでいて、
心の準備が整っていく大事な時間です。
焦らず、急がず、小さく。
まずは、今日ひとつ、
「軽い1歩」を選んでみてください。
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今朝、できる“最初の小さな1歩”は何だろう?
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今日、あえて「やらない」と決められることはある?
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眠る前に、自分を整えるためにできることは何だろう?
今日、自分を責めるのではなく、
やさしく整える1日を過ごせることを願っています。