おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
前回の記事では、
「未来の時間割を描く」というテーマで、
“時間は未来から逆算して整える”
という考え方をご紹介しました。
第1回「気づけば1日が終わっていた…」を変える、“未来の時間割”という視点
今回は第2回。
焦りや義務感に支配されがちな日々の中で、
「私は本当はどう過ごしたいのか?」
という視点から、“未来を整える”時間割を
どう実践に落とし込んでいくかをご紹介します。
ゴールデンウィークという、
いつもより少しゆとりのあるこの時期だからこそ、
「これからの時間を、どう使っていきたいか」
静かに自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。
日常の中で、ふと感じた違和感
ある日のこと。
打ち合わせの合間に自席へ戻り、
次のタスクを確認しようとした瞬間
「あれ?なんでこれ、
やらなきゃいけないって思ってたんだろう」
と、手が止まりました。
一見大事な業務のはずが、
自分の本心とは少しずれている。
そんな違和感に気づいたのです。
「やらなきゃ」の正体は、思い込みかもしれない
私たちは、日々たくさんの
“やらなきゃ”に囲まれて生きています。
それが本当に自分にとって必要なことなのか、
一度立ち止まって見直す時間が必要です。
- なぜそれを“やらなきゃ”と思ったのか?
- 本当にそれを「今」やる必要があるのか?
- それは「自分の未来」にどうつながっているか?
問いを立てるだけで、
時間の使い方が、ぐっと自分軸に戻ってきます。
「未来から逆算する時間割」の3つのステップ
それでは、未来から逆算した時間割を、
どうやって実生活に落とし込んでいくか。
ポイントはこの3つです。
1.「ありたい自分」から1日のイメージを描く
未来の理想像を思い浮かべたら、
そこに近づくための“1日”をイメージしてみましょう。
- どんな朝を迎えたいか?
- どんな気持ちで仕事を終えたいか?
- 夜にはどんな自分でいたいか?
この1日の設計図が、時間割の軸になります。
2. 小さく始める“時間の習慣”
一気にすべてを変える必要はありません。
むしろ、小さな習慣からスタートする方が、
未来につながります。
たとえば…
- 1日15分、自分のためにだけ使う時間を決める
- 朝の身支度前に、未来日記を書く
- 夜寝る前に、その日の“満足度”を確認する
ほんの小さな一歩でも、
続けることで変化は確実に現れます。
3. ゴールデンウィークは“習慣化”のチャンス
まとまった時間がとれるこの連休は、
「習慣づくり」の実験期間にぴったりです。
- 朝のルーティンを見直してみる
- 未来に役立つ学びを取り入れる
- 「本当はやりたかったこと」に1時間だけトライしてみる
休み明けが「スタート地点」になるように、
この数日を、優しくデザインしてみてください。
次回予告:時間に追われず、“未来から選ぶ”生き方へ
次回第3回では、
日々の時間割が自分の未来に
どう影響していくのか、
「未来視点」で生き方そのものを
整える考え方をお伝えします。
“ただ時間を埋める”のではなく、
“未来から選んだ行動を積み重ねる”時間の使い方へ。
連休中、どうかご自身のペースで、
静かに“未来の時間割”と向き合ってみてください。
それでは、次回もお楽しみに。