おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
「やりたいことが特にない」
「将来がなんとなく不安…」
こんなふうに感じたことはありませんか?
目の前の仕事や日々のタスクをこなす中で、
ふと立ち止まったとき、
未来がぼんやりしていて不安になる。
そんな方と、私はこれまでに
何千人も出会ってきました。
でも、それはあなたに
「目標がないからダメ」なのではありません。
むしろ、今は「自分の人生を見直すタイミング」
に来ているのかもしれません。
未来が描けないのは、あなたが悪いわけではない
私たちは、
「将来の夢を明確に持つことが大切だ」
と繰り返し言われてきました。
しかし現実は、そう簡単ではありません。
目標を立てたくても、
今の自分が何を望んでいるのかが分からない。
過去の経験や思い込みに縛られて、
新しい可能性を描く余白が
なくなってしまうこともあります。
こうした状態に陥っているとき、
私が必ずお伝えしていることがあります。
「未来が描けないなら、行動から始めましょう」
頭の中で考え続けていても、
明確な答えは出てきません。
むしろ、小さな行動を通して
自分を知っていくことで、
未来は少しずつ輪郭を帯びていきます。
習慣が、未来に「形」を与えてくれる
ここで大切なのは、
「特別なことをする」ことではありません。
むしろ、自分の毎日にほんの少し、
新しい習慣を加えること。
私が提案しているのは、
次のような3つのステップです。
1. 5年後の理想の1日を描いてみる
「朝、どんな気持ちで目覚めたいか?」
「どんな仕事をして、誰と過ごしていたいか?」
細かく描けなくてもかまいません。
感覚的でOKです。
未来の空気感を感じることで、
意識が少しずつ「前」に向き始めます。
2. 今の「好き」をリストアップしてみる
自分が何に心が動くのか、
日常の中で見つけてみましょう。
・気になった本のタイトル
・惹かれる色や場所
・楽しかった会話の内容
「好き」を可視化することで、
「自分にとっての豊かさ」のヒント
が見えてきます。
3. 小さな習慣を始めてみる
たとえば、
・1日1行でも日記を書く
・週に1冊、気になる分野の本を読む
・1週間だけ、早起きをしてみる
こうした行動は、自分の内面に
静かに変化をもたらします。
実は、多くの人が
「未来が分からない」と感じるとき、
その原因は「自分との対話不足」なのです。
小さな習慣は、自分との対話を
取り戻すツールなのです。
習慣が変わると、未来の感じ方が変わる
未来は、突然ひらめくものではなく、
「日々の行動」から育っていくもの。
習慣を通して
「自分にとって心地よい時間の使い方」
「エネルギーが高まる働き方」
「安心できる人との関係性」
などが整ってくると、
自然と未来のイメージもクリアになっていきます。
習慣は、未来への自己信頼を育てる種です。
「私にもできた」
「続けるって、こんなに気持ちいいんだ」
そんな体感が増えるほど、
不安よりも希望に意識が向くようになります。
習慣から、未来が動き出す
「これから何を目指して
生きていけばいいんだろう?」
この問いにすぐ答えが出なくても、
焦らなくて大丈夫です。
あなたは今、ちゃんと人生のハンドルを
握ろうとしている最中なのです。
まずは小さな習慣から、
自分との信頼関係を築いていきましょう。