おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
このたび、宝島社から発売されたムック
「書く瞑想」について取材していただきました。
MonoMax特別編集
時間を生み出す、思考を整理する
できる大人の手帳&ノート術 (TJMOOK)
誌面では、6ページにわたって
「書く瞑想」の実践法や、
実際の書き方、効果まで
詳しく紹介されています。
今回はその掲載のご報告を兼ねて、
「書く瞑想」の本質と魅力について、
改めてお伝えしたいと思います。
書くことで、自分自身と深くつながる
日々、私たちはさまざまな出来事に直面し、
知らず知らずのうちに感情をため込んでいます。
怒りや不安、焦りといったネガティブな感情は、
放っておくとじわじわと心の中に溜まり、
思考や行動に影響を与えてしまうことも
少なくありません。
そんなとき、自分の感情を
「書いて見つめる」時間をとることで、
驚くほど心が落ち着き、
頭の中もすっきりしてきます。
私はこのアプローチを
「書く瞑想」と呼んでいます。
頭で考えていたことを、
あえて手を使って言語化する。
それだけで、自分の本音や願い、
行き詰まりの原因などが、
自然と見えてくるのです。
書くことは、自分自身への対話の時間
「書く瞑想」」は、
たった15分あれば実践できます。
ノートとペンがあれば、
どこでも、誰にでもできる。
書くときのコツは、評価や解釈を加えず、
今の自分の状態をそのまま受け止めること。
「正しく書こう」とする必要はありません。
むしろ、多少乱れていても、
文になっていなくてもOK。
大切なのは、
「いま、自分は何を感じているのか」
を素直に書き出すことです。
書いた内容を読み返すと、
自分の気持ちに「そうだったんだね」
と声をかけてあげたくなることがあります。
それは、他人ではなく自分自身との
信頼関係が深まったサインです。
自分のエネルギーの流れを可視化する
私が推奨している実践法のひとつに、
「感情ログ」を書く方法があります。
これは、日々の中でエネルギーが
下がった瞬間、逆に上がった瞬間を
記録していくというもの。
たとえば…
会議中に否定された
→ どっと疲れた
友人とゆっくりランチ
→ 前向きな気持ちになれた
このように、気分が沈んだ要因と
元気が出た要因を明確にすることで、
自分の感情のトリガーが見えてきます。
繰り返し書いていくと、
「こういう状況に弱いんだな」
「こういう時間があると、
自分は立ち直れるんだな」といった、
自分自身の取り扱い説明書が
自然とできあがっていきます。
感情を整え、行動を導く習慣になる
「書く」という行為は、
思考や感情を整理整頓するようなものです。
日々のモヤモヤを
ノートの上に並べていくうちに、
心に余白が生まれ、
次にどう動けばいいのかが見えてくる。
つまり、「書く瞑想」は、
単なる感情の吐き出しではなく、
自分の人生の方向性を少しずつ整えていく
習慣の土台なのです。
そしてこれは、特別な人だけが
できるものではありません。
仕事や家庭に忙しい方でも、
毎日でなくても構いません。
1週間に2~3回でも、朝の5分でもOK。
小さく始めて、心地よく続けていく。
それが、結果的に大きな変化につながります。
雑誌では、ノートの実例も紹介!
今回の雑誌記事では、
実際のノート例や、
私が日々使っているノートやペン、
書くときのフローなども具体的に
掲載されています。
・どんな視点で書くと深まるか
・放電(ネガティブ)と充電(ポジティブ)の気づき方
・月1回の振り返り方
など、すぐに実践できる内容ばかりですので、
「書く瞑想」を始めたい方にはぜひおすすめです。
MonoMax特別編集
時間を生み出す、思考を整理する
できる大人の手帳&ノート術 (TJMOOK)
「自分とつながる時間を持ちたい」
「心を整える習慣をつくりたい」
と感じている方にとって、
きっと優しく背中を押してくれるはずです。
ぜひ、あなた自身の言葉の時間を
見つけてみてください。