おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
ここ最近「やらなきゃ」と思いつつ
手をつけられないことはありますか？
日々の忙しさに追われる中で、
「明日やろう」「あとで考えよう」
と後回しにしてしまう瞬間。
そのたびに、心のどこかで
小さな後悔が積み重なっていませんか？
でも、まず知ってほしいことがあります。
それは、「先延ばし」をしてしまうのは、
あなたが怠け者だからではないということ。
むしろ、その裏にはさまざまな感情や
心のクセが隠れています。
たとえば…
- 完璧にやりたいから、手をつけるのが怖い
- 何から始めたらいいかわからなくて、動けない
- やるべきことを思い出すだけで疲れてしまう
これらはすべて、
誰もが経験する自然な感情です。
だからこそ、自分を責めるのではなく、
その「先延ばし」に少しずつ向き合って
みませんか？
先延ばしを解消するための3つの問い
このタイミングで、
あなたの「先延ばしグセ」に
優しく問いかけてみましょう。
以下の3つの質問を、
自分に投げかけてみてください。
１．「どうしてやりたくないと思ったんだろう？」
その仕事やタスクに
どんな感情が結びついていますか？
たとえば、
「失敗したらどうしよう」という不安や、
「何から手をつければいいかわからない」
という戸惑い。
まずはその感情を言葉にしてみましょう。
見えない不安が、少しずつ形を持つはずです。
２．「もし10分だけやるとしたら、何から始める？」
先延ばしの原因のひとつは、
「全部を一度に片付けなきゃ」
と考えてしまうこと。
でも、10分だけならどうでしょう？
たとえ1歩でも、動き出せれば、
そこから流れが生まれます。
３．「これをやり終えたら、どう感じるだろう？」
タスクを片付けた先に待っている
「安心感」や「達成感」を
思い描いてみましょう。
その気持ちが、
あなたの背中を少しだけ
押してくれるかもしれません。
先延ばしを卒業するための小さな習慣
大きな変化を求める必要はありません。
むしろ、小さな一歩を積み重ねることが、
最終的に「先延ばしグセ」の克服につながります。
「今すぐやる」を決めるタイミングを作る
たとえば、朝一番に
「1つだけタスクを片付ける」と決めるだけで、
気持ちが軽くなります。
「できた自分」を褒める
10分でも、1つでもタスクを終えたら、
その自分を認めてあげてください。
「今日は進められた」と思うことが
次の一歩のモチベーションになります。
「完璧」を目指さない
終わらせることに意味があります。
完璧主義は時に足かせになります。
「できたこと」に目を向ける習慣を。
あなたが前に進むために
先延ばしをしてしまう自分に対して、
「なんでできないんだろう」
と責めたくなる時があるかもしれません。
でも、それは「できない」のではなく、
「どう向き合うか」を知らないだけなのです。
小さな一歩でいいのです。
「あとでやる」を「今やってみる」に変える、
その瞬間が、新しい未来を作ります。
あなたが後回しにしてきたタスクと
静かに向き合ってみませんか？
そのひとつを終えた時、
きっと心が軽くなり、
自分に少しだけ自信を持てるはずです。
「今日もよく頑張ったね」
と自分に言える瞬間を作るために。
明日を少しだけ軽やかな気持ちで
迎えられるよう、応援しています。
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