おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
「今の仕事内容に興味が持てず、主体的に仕事が進められない。転職は考えていないけれど、楽しさや貢献を感じられない。どう過ごしていけばいいでしょうか？」
というお悩みにお答えしていきたいと思います。
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現在の仕事に対する興味や主体性が
薄れてしまっているとのことですね。
大企業で働かれていて、
給料や福利厚生には満足しているものの、
日々の業務に楽しさや貢献を感じられず、
どうしていけば良いのか悩んでいるということです。
まず、このような悩みを抱える方は
少なくありません。
特に、条件面では満足しているが、
自分の仕事に対するやりがいや
意義を見出せない場合、
モチベーションが低下してしまいがちです。
そこで、
今回は「動機付け衛生理論」を紹介しながら、
この問題にアプローチしていきたいと思います。
動機付け衛生理論とは、
人間のモチベーションを下げる要因と
上げる要因が異なるという考え方です。
モチベーションを下げる要因（衛生要因）には、
給料の低さや人間関係の悪さ、
オフィス環境の不便さなどがあります。
これらの要因が改善されると、
不満が解消されますが、
それだけではモチベーションが
上がるわけではありません。
一方、モチベーションを
上げる要因（動機付け要因）には、
自立性、成長感、貢献感があります。
これらの要因が満たされることで、
人は仕事に対して
高いモチベーションを持つことができます。
今回の場合は、給与や福利厚生、
人間関係などの衛生要因には
満足している一方で、
動機付け要因が不足している状態
だと考えられます。
そこで、以下の三つのポイントに
注目してみましょう。
１，自立性
自分で決めて進められる仕事があると、
自立性が高まり、モチベーションが上がります。
日々の業務の中で、
自分の裁量で進められる部分を見つけたり、
新しいプロジェクトに
積極的に参加したりすることで、
自立性を高めることができます。
２，成長感
自分のスキルや知識が
成長していると感じられると、
仕事へのやりがいが増します。
自己啓発のために新しい資格を取得したり、
社内外の研修に参加するなど、
成長を感じられる目標を設定してみましょう。
３，貢献感
自分が会社や社会に対して
貢献していると実感できると、
仕事の意義を見出しやすくなります。
自分の仕事がどのように
他人や組織に貢献しているかを見直し、
その意義を再確認することで、
貢献感を感じられるようになります。
また、「置かれた場所で咲きなさい」
という言葉がありますが、
これは非常に大切な考え方です。
現状で自分が成長し、
貢献できる方法を模索することも重要ですが、
必要ならば新たな環境を
探す勇気も持つことが大切です。
人は与えられた環境で
咲く力を持っていますが、
自分が咲ける場所を選ぶ力も持っています。
最終的には、
自分の中にある動機を見つけることが大切です。
挑戦することや分析することが好きな人もいれば、
他人を助けることに喜びを感じる人もいます。
自分のドライバーとなるものを見つけ、
それを活かして行動することで、
仕事に対する楽しさややりがいが増すでしょう。
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