おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
今日は、35歳の製造業契約社員の女性からの
キャリアに関するお悩みにお答えします。
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仕事に特に不満はないのですが、
達成感を感じることなくフラットな状態です。
35歳を過ぎて、
こんなもんでいいのだろうかと
キャリアの方向性に不安を抱えています。
もっと生き生き働いてみたいと思い、
この状況を変えるべく行動に移したいけれども、
自分の強みがわからず、
何からどう動いていいかわかりません。
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このような悩みは
多くの方が共感するところでしょう。
今回は、これを解決するための
3つの視点を共有したいと思います。
1. 心のバランスを理解する
まず、心の感情のバランスについて
考えてみましょう。
日本の著名な心理学者、河合隼雄先生は、
「人間の心は51対49のバランスでせめぎ合う」
と述べています。
やりたい気持ちとやりたくない気持ちが、
常に均衡を保ちながらせめぎ合うのです。
この方の場合、
達成感や成長を求める気持ちと、
安定や平和を求める気持ちが
両方存在しているのではないでしょうか。
人間は常に、挑戦したい気持ちと
保守的な気持ちの両方を持っているものです。
例えば、
新しいプロジェクトに取り組みたいと思う反面、
現状維持の安心感を捨てがたい
という気持ちもあります。
このバランスを理解し、
自分の中で調整することが重要です。
2. 恒常性のバランスを整える
次に、恒常性のバランスについてです。
心の中には、
現状を維持しようとする力が働いています。
これを「恒常性」と呼びます。
つまり、安定を求める気持ちを
満たすことが重要です。
具体的には、
生活リズムや睡眠を整えることが大切です。
例えば、瞑想や規則正しい生活を通じて、
心のバランスを保つことができます。
規則的な生活は、
心の安定に直結します。
また、適度な運動やバランスの取れた食事も
心の恒常性を保つ手助けになります。
これにより、
挑戦したい気持ちを
引き出しやすくなります。
安定した生活基盤があることで、
新しいことに挑戦するための
エネルギーが湧いてきます。
3. ワクワクする動機と環境の力
最後に、挑戦心を高めるための
具体的な方法についてです。
まず、自分がワクワクする動機を
探ることが重要です。
何に情熱を感じるのか、
何が楽しいのかを見つけることで、
自然と行動に移しやすくなります。
自分がどんな時に最も満足感を感じるのか、
何に夢中になれるのかを振り返ってみましょう。
過去の経験から、
自分が輝いていた瞬間や
達成感を感じた出来事を思い出し、
それをヒントに動機を探るのです。
次に、環境を整えることも大切です。
周りに挑戦している人、
生き生きと働いている人、
自分の強みを活かしている人を集めることで、
そのエネルギーを受け取ることができます。
これにより、感情のデフォルトが変わり、
自然と挑戦する力が高まります。
例えば、同じ目標を持つ仲間や
コミュニティに参加することは、
非常に効果的です。
周囲の影響を受けやすい私たちの心理は、
ポジティブな環境に身を置くことで
大きな変化を遂げます。
挑戦している人たちの姿を見ることで、
自分もその流れに乗りやすくなります。
この時、眩しすぎる環境は
逆にプレッシャーになることもあります。
だからこそ、
少し先を行っている人たちと
一緒にいると良いのです。
彼らの姿勢や行動は、
自分にとって手の届きそうな目標として映り、
やる気を引き出してくれます。
これらの視点を活用して、
ぜひ充実した人生を手に入れてください。
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