習慣化コンサルタントの古川です。
私たちは、あれこれ考えすぎて
堂々巡りになり、動けないことがあります。
そんなとき私は、動きながら考える
「行動フォーカスアプローチ」
を提唱しています。
問題ではなく、行動にフォーカスするのです。
なにか問題があると、
原因分析をして最善の対応策を
導き出したくなりますが、
忙しい毎日の中ですべてのテーマに
ゆっくり考える時間を確保できないものです。
そもそも若手社員ならば経験不足の中で、
問題の全体像や根本原因を分析できない
こともあります。
でも、目の前の問題は放置せずに
早く対処したほうがいい。
魔法の解決策や正解にこだわって
なにも手につかないならば、
「1%改善」の行動を積み重ねて
最適化を続けたほうが有益です。
具体例として、
残業が多い営業職Eさんのケースを
例に考えてみましょう。
Eさんは、上司からよく
「時間をもっとうまく活用するように」
と言われます。
いつも時間に余裕がないので
問題の自覚はあります。
しかし、考えても原因がわからず、
怒涛のように過ぎていく毎日の中で
なにも改善することができていません。
そこでEさんには〝問題〟でなく
〝行動〟にフォーカスしてもらい、
「1週間以内にすぐにできる1%改善の行動」
を個考えてもらいました。
それがこのリストです。
このレベルの解決行動ならば、
すぐにカンタンなの行動は手につきそうです。
効果がありそうだと思ったものを
3つ選んで、1週間で実践してもらいました。
まず「4.時間活用がうまい先輩田中さんに
PDCAの実践例を聞く」で、
訪問の予定の組み方のコツなどを
教えてもらいました。
すぐに実践すると、
訪問先への移動時間が短縮できました。
また、移動中に作成資料の大枠をつくるコツも
教えてもらえました。
結果、いつも深夜までやっていた資料作成の
時間を短縮できたのです。
次に「7.帰りに書店に寄って、
プランニングができる手帳を買う」で、
「ジブン手帳」に出合うことができました。
これによりスケジュールを立てるのが
楽しくなったのです。
最後に、「9.翌日の仕事の予定を
10分で立ててから帰宅する」を実践すると、
翌朝、段取りを決めているので迷わずに
仕事をスタートできるようになり、
効率化の実感が持てているようです。
このように問題にフォーカスしていて
いつまでも堂々巡りして動けないならば、
行動にフォーカスして小さな1%の改善から
はじめてみましょう。
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