習慣化コンサルタントの古川です。
「朝からあれこれ仕事に手をつけて
忙しかったけど、何ひとつ重要な仕事が
完了していない。」
こんな徒労感を味わった経験はありませんか?
朝から企画書を作成する仕事に
着手しようと早朝出社をしたAさん。
まずは、関連資料をプリントアウト
するためにパソコンを立ち上げます。
関連するメールの情報を取り出そうと
ソフトを立ち上げると、「急ぎ回答」
という件名のメールを目撃してしまいます。
「とりあえずこれだけ回答しよう」
と返信をします。
この時点で8分経過。
すると今度は返信した相手から
電話が来ました。
その対応には、上司に相談しなければ
判断がつかないことが含まれています。
上司に経緯を説明する資料を用意していると、
頭の中は緊急事項でパンク状態。
気づくと企画書どころではなくなっていきます。
限りあるエネルギーを複数の仕事
(マルチタスク)に同時に手をつけていると、
複数の仕事に意識が分散(マルチモード)し、
生産性が低下します。
複数の仕事に着手するとき、その都度、
仕事への集中モードを起動させるための
時間が増えてしまいます。
たとえば、資料作成を例にとると、
10分ぐらいして集中力が高まってきたのに、
途中でメールチェックをしてしまうと、
集中するモードを資料作成から
メールチェックに切り替えなければなりません。
そうすると、資料作成に再度集中を戻すのは、
またひどくエネルギーを要することになります。
カリフォルニア大学アーバイン校の研究では、
「一度注意がそれると、
集中力を取り戻すには23分かかる」
と言われています。
また、マルチタスクで仕事をすると
最大40%程度、作業効率が落ちてしまう
とも言われています。
脳が最も高い集中力を発揮するのは、
シングルタスク、シングルモードのときです。
一度に1つの仕事に取りかかることで、
高い集中力を発揮でき、生産性が高まります。
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