習慣化コンサルタントの古川です。
ある化学メーカーで営業をする男性から、
「このまま今の仕事を
続けた方がいいのか迷っている」
という相談を受けました。
そこで私が
「今の仕事を続けていくべきだと
思っていますか?」と聞くと
苦しみながら「YES」と答えました。
お金の問題、家族の反対、
いまの課長としての責任などから
続けていくべき理由はたくさん出てきます。
そこで次に私は
「今の仕事を続けていたいですか?」
と聞きました。
「〜したい」という言葉を使うと、
必ず本音・魂レベルの声が返ってきます。
そして、答えはNOでした。
問題がなければ、
「今の仕事をやめたいです」と言います。
「では、今の仕事をやめて、
なにがした いのですか?」と聞くと、
「カウンセラ ーになりたい」と言います。
きっかけは、
不登校やいじめの問題を見るにつけ、
そうした問題を心の深い部分から解決する
カウンセリングに興味を抱くように
なったそうです。
人は「どうすればいいかわからない」
となるとき、頭(理性)を優先して、
心の本音を受け取れていないものです。
しかし、
「本音では仕事をやめたいけど、
現実的には続けていくべきだと思っている」
こと自体を認識すると
次のステップが見えてきます。
この方は、次のように決めました。
「今の会社をやめてカウンセラーになる。
ただ、わが子が大学を卒業するまでの
7年間は今の仕事を続けて
安定収入を得ていく」
そうはっきりと決めたとき、
今から7年後までにカウンセラーになるために
なにを勉強しようか、
どんな活動をしようかと考えていきました。
すると、今から学ぶべきことに目を向けて、
限定的でも週末にカウンセリング活動が
できる余地があると気づけたのです。
私はただ「やるべき」と「やりたい」を
区別して質問しただけです。
それをきっかけにご本人が
深く感じ分けていくと、
悩んでいたことが氷解して
次の問いに進 展していくのです。
あなたの心や直感は、
自分が本当はなにをしたいのか
もう知っています。
この方がカウンセリングの話をしているとき、
あからさまに表情も声のトーンも
エネルギーも高くなっています。
「やるべき」と「やりたい」という言葉を
用いて感じ分けてみてください。
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