習慣化コンサルタントの古川です。
「ボクらの時代」というフジテレビの番組で、
フリーの女子アナである、
吉田明世さん・中村仁美さん・枡田絵理奈さん
がトークしていました。
働きながら育児をする
3人の悩みトークの中で、
吉田明世アナの考え方の柔軟性が
まさに思考習慣の活きた例だなと思ったので、
そのまま取り上げてみたいと思います。
中村アナ:
旦那さんに「ここ、こうしてほしいよな」
というときは?
吉田アナ:
もう、そういう病気だ、
不治の病だと思うようにしています。
私も同じように言われても治らないところは
たくさんあると思うので、
お互いそういう病を抱えて、
落とし所はどこなんだって
探っていくのが夫婦なのかなーって。
中村アナ:
実際結婚してみて、違ったということは?
吉田アナ:
不満ももちろんあります。
でも不満を持つタイミングって
全部自分のタイミングだなーって。
(中略)
「シンクの中に食器があって、
これがあるのになんで今洗ってくれないの?」
って最初は(夫に)思っていたんですが、
今自分がその汚いことにイライラして
片づけたいだけで、
夫はそう思っていないのに
それを押しつけるのは、
良くないんだなーって最近、学んで……
そこから、今私がやりたいなら
やろうって思うようになりましたね。
夫婦関係の専門家、
ジョン・ゴットマン博士の研究によれば、
結婚生活の中でイライラしたり、
不満の種に起こるいざこざの69%が
「永続する問題」であると言っています。
幸福な結婚生活を送っている夫婦は、
これら解決できない問題を
大きくしないよう心がけているといいます。
(『結婚生活を成功させる七つの原則』
第三文明社、2007年より)
人間である以上、完璧な人はいません。
「片づけてくれない」
「買い物が長い」
「準備が遅い」
などの不満は当然生じます。
こういう問題がない状態があるべき姿
なのではなく、「永続する問題」として
うまくつき合っていくしかない
という見方が新鮮です。
吉田アナの、
「不治の病だと思うようにしています。」
「不満を持つタイミングって
全部自分のタイミングだ」
はまさに相手を変えようとせず、
自分の見方や期待値を変えるという
柔軟性があります。
他人に対しても、自分に対しても
「問題は完全になくなるべき」
と考えるのは無理な注文です。
「本来こうあるべき」と現実のギャップから
イライラと不満は生まれます。
そんなとき、相手や現実を変えるのではなく、
「べき」を見直してみてはいかがでしょうか
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