習慣化コンサルタントの古川です。
ビリーフは独自の二次世界をつくりますが、
さらにビリーフは、現実を引き寄せる
パワーを持っています。
少しスピリチュアルな話に
聞こえてしまうので、
次の例を通してご理解いただければ
と思います。
ウェブサイト制作会社に勤める
生田さん(仮名)は、
毎日バタバタしていて深夜まで残業をし、
睡眠時間も少なくて疲れ切っています。
その原因は、生田さんいわく
「会社の体制が不十分で、
かつ自分の上司や同僚が
いつも突発の仕事を依頼してくるから」
だと言います。
この理不尽な環境による
超多忙な毎日に不満が募り、
生田さんは自分のペースで
仕事ができるようにと、
独立して個人で仕事を受けるようにしました。
これで会社や上司・同僚に振り回される要因は
解決したはずですが、
生田さんは独立しても相変わらず
夜遅くまで働いているのです。
そして、同じように「忙しい」「時間がない」
を連発して悲鳴を上げています。
激務の毎日はずっと変わりません。
明らかに、生田さんの忙しさは
環境の問題ではなく、
ビリーフの仕業なのです。
「仕事が少ない人は評価されていない」
「依頼を断ると二度と仕事が来なくなる」
「忙しく働いていないと取り残される」
これらのビリーフが作動して、
不安を埋めるために
どんどん仕事を引き受けます。
つまり、「ビリーフが生む不安を埋めたい」
という欠乏感が、忙しさの正体なのです。
これはビリーフが激務の現実を
引き寄せている一例です。
恋愛でも同じで、
たとえば「男は浮気をする」
と信じている女性ほど、
浮気性の人と付き合っているものです。
わざわざ自分のビリーフを
証明するような人と付き合い、
そして辛い思いをするのです。
「浮気しない誠実な人と付き合いたい」
と言っても、
そういう人には魅力を感じないのです。
ビリーフが愛する人を選んでいる、
とも言えます。
また性善説
(人間の本性は基本的に善であるとする)と
性悪説
(人間の本性は基本的に悪である)
のビリーフもそのとおりの現実を
引き寄せています。
たとえば、性悪説を持っている社長の元には、
怠け者で不正をする人が集まってきます。
こういう会社は、厳しい賞罰によって
マネジメントされています。
人を信用していないのです。
すると、やはり造反社員や不正が出てきます。
一方、性善説を持っている社長の会社には、
やる気があり誠実な人が採用されます。
やる気を引き出す仕組みがあり、
さらに魅力的な先輩の元で
成長したいというポジティブな人が
入社してきます。
それが社風になり、
また次のポジティブな社員を引き寄せます。
「類は友を呼ぶ」といいますが、
このようにビリーフが現実を
投影しているというカラクリがあるのです。
私はこれを
「ビリーフのプラネタリウム現象」
と呼んでいます。
プラネタリウムの星空は、
球体の映像機からスクリーンに映し出された
世界です。
この現象と同じく
私たちのビリーフは投影機となって、
私たち独自の現実が広がっています。
さらにそのビリーフによって、
好む人・出来事が引き寄せられて
つくられているのが、
私たち独自の二次世界なのです。
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