習慣化コンサルタントの古川です。
新しい習慣を身に付けようとしたとき、
「脳が新しい変化に抵抗し、
『いつもどおり』を維持しようとする
『習慣引力』」が働きます。
この習慣引力に対処するには「タイミング」が
キーワードとなります。
脳が新しい変化に抵抗し、
「いつもどおり」を維持しようとするからこそ
習慣化は難しい反面、
ある行動を「いつもどおり」のこととして
認識させることさえできれば、
その行動は習慣としてしっかり定着します。
そして、ある行動を「いつもどおり」
のこととして脳に認識させるために、
タイミングが重要になる。
そのタイミングを利用した定着化のメソッドが
「If ・Then( イフゼン)プランニング」
と呼ばれます。
その提唱者は、コロンビア大学の
モチベーション・サイエンス・センター副所長
を務める社会学者のハイディ・グラント・ハルバーソン教授。
教授は、If ・Thenプランニングについて、
「誰にでもすぐに教えることができて、
目標達成に圧倒的な効果をもたらす
簡単なテクニック」と称しています。
研究では、If ・Thenプランニングを使った
高校生の夏季休暇中の勉強量は
2倍に増えたのだそう。
「If ・Then」は、日本語でいえば
「もし○ ○ なら」という意味を指します。
If ・Thenプランニングとは、
「もし○ ○ なら、△ △ する」というふうに、
ある行動のタイミングを決めることで、
なるべく早くそしてスムーズに、
その行動を「いつもどおり」に
組み込むメソッドなのです。
つまり、ある種の「条件づけ」といえます。
ひとつ、例を挙げます。
「小さな運動をする」ことを、
わたしは、毎日お風呂に入る前に
子どもと一緒にストレッチをすることを
習慣としています。
これがまさに、
If ・Thenプランニングです。
わたしの場合であれば、
「お風呂に入る時間になったら、
ストレッチをする」
というルールを自分に課しているのです。
そして、そのルールがいまや決まった
行動パターンとして「いつもどおり」に
完全に組み込まれています。
ですから、ストレッチをしないことには
落ち着いてお風呂に入れません。
もし、ストレッチをしないまま
お風呂に入ってしまうと、
まったくリラックスできないのではないか
という不安を抱いてしまうほどです。
習慣化したい行動をするタイミングを決めて、
そのタイミングがきたら
必ずその行動をする繰り返すうちに、
「その行動をしないことには
落ち着かなくなってくる」でしょう。
そうなったらあなたの〝勝ち〟です。
むしろ、一度習慣として定着したら、
その行動をやめることが難しくなるほど
かもしれません。
\習慣化に関する情報をいち早くお届け/
良い習慣を身に付け、良い人生を創りたい!
崩れた生活を立て直し、豊かで充実した毎日を送りたい!
という方へ
習慣化コンサルタントの古川武士が
毎日3分で読める習慣化のヒントや
日々の気づきをお届けします。
思わずクスっと笑ってしまうこぼれ話や
個性豊かなスタッフのコラム、
サロンメンバーさんの実践報告やエピソードなども
合わせてお読みいただけます。
新サービスや読者限定の優先案内など
お得な情報もいち早くお知らせ中~。
登録はこちらから↓クリック