習慣化コンサルタントの古川です。
54歳、食品の卸で働くYさんは、
定年後も生き生きと働ける仕事を模索していました。
その時貿易関係の仕事を23年間やっており、
会社も彼女に頼りっきりだったのですが、
定年を見越して、新任者に貿易の業務を引き継がせることにしたのです。
さて、Yさんは、置かれた場所で咲くをモットーに
一生懸命目の前のことをやってきた仕事人生です。
自ら咲く場所を選ぶという発想はこれまでありませんでした。
しかし、会社で定年を迎えて
それ以降の人生を考えた時、
自分を輝かせたい、夢を持ちたいと思っていました。
私に相談に来ていた時、暗中模索の中で、
かすかに見えたのが介護事業への興味です。
住宅や介護、食品など興味のキーワードがありました。
ところが、「何がやりたいか考えたことがないので分からない」の一点張り。
そこで、すべきことではなく、
やりたいことを1つでも多く暮らしの中で
発見していきましょうと提案しました。
「いちごが食べたい!」なら、
でもスイカの方が安いし・・・
と節約すべき・・・・
で自らを縛るのではなく、いちごを食べましょうと。
こんな小さなことから、
「〜すべき」を「〜したい」に変えていきました。
毎日のように本屋に寄ってみた、
こんな本を買ってみたい、
自分にこんな気づきがかったとログをつけていきました。
そんなことを繰り返していった半年後、
彼女は異動先の希望を聞かれた時に、介護と言いました。
あっさりと受け入れられて、介護事業に移動したのです。
この事業部はまだ会社の中でも立ち上げて間も無く、形がありません。
Yさんにとって、全く新しい分野での立ち上げに関わり、
両親の介護をしてきたときの想いから
社会的使命を持って介護分野で事業立ち上げをしています。
彼女の行動は、「いちごを買う」から
スタートさせていったやりたいこと行動でした。
その結果、夢が見つかりました
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