習慣化コンサルタントの古川です。
前回は、
研修をうけても社員が変わらない理由 前編で、
・気づきとやる気はすぐ消える
・学びの4つのレベル
をご紹介しました。
▼研修をうけても社員が変わらない理由 前編
https://ameblo.jp/syuukankaconsulting/entry-12622952691.html
では、どうすればいいのでしょうか?
分かる、気づくはイメージがつくとして、
実践する、継続するためにどうすればいいか
が最大の難所だと思います。
そこで今回は、LEVEL3 できる
LEVEL4 続けるのポイントを深堀して紹介します。
☆できると続けるの鍵
LEVEL3 できる
気づきを行動に変えるのは難しいものです。
最大のポイントは、具体化です。
私は、一晩で856個のアクションプランを
添削したことがありますが、
行動に移せないアクションプランの共通項は、
「何をするのか?」という具体的な行動が決まっていないのです。
「時間を有効に活用する」と決めたとします。
しかし、それは結果であって行動ではありません。
そこで何をするのかを
ピンポイント行動を具体的に決めていきます。
たとえば、次のような行動アイデアに
落とし込むとどうでしょうか?
1.タイムマネジメントのメソッドを10調べる
2.時間活用がうまい先輩AにPDCAの実践例を聞く
3.自分の時間活用における悩みを10書き出し、課長と先輩に聞く
4.帰りに書店によって、プランニングができる手帳を買う
5.明日の仕事の予定を10分で立ててから帰宅する
このレベルになれば、行動に移すことができます。
私はこれを行動フォーカスアプローチ
というメソッドで「超行動化」と呼んでいます。
LEVEL4 続ける
最後に継続です。
一時的に実践できたとしても、
それを習慣化することはさらに難関です。
最大の難所はスタートしたての7日間で
「すぐに実践しない言い訳を考える時期」
がやってくることです。
今日は時間がなかった!
使うタイミングがなかった!
という言い訳です。
私たちの深層心理は、
「いつも通り」が大好きなので、
新しい変化行動を拒絶します。
良い習慣と思っていることも、
心はいつも通りじゃないと抵抗したくなるものです。
だからこそ、巧妙な言い訳をするのです。
しかし、この言い訳に負けないことが重要です。
そのためには根性論ではなく、
テクニックで乗り切りましょう。
ポイントは、小さな一歩で始めることです。
「時間を有効に活用する」を扱うならば、
どの行動を習慣行動にするか1つに絞ります。
たとえば、
明日の仕事の予定を10分で立ててから
帰宅するという行動を習慣にするとします。
しかし、23時まで残業して
一刻も早く退社したい日に実践できるでしょうか?
おそらく今日は残業したからできなかった!
とやらず仕舞いになる可能性が高いのです。
そこで、最初の7日間は
「TODOリストに
明日絶対にやるべきことに◯だけつける。
オフィスでできない場合は、
移動中の電車で手帳に◯をつけるだけ。」
と決めてみるとどうでしょうか?
◯をつけるだけならば、とりあえずできそうです。
こうして7日間、この行動をとり続けると
次の2週目は最初ほど心理的ハードルは感じないものです。
このポイントだけ抑えていただけましたら
継続のヒントになると思います。
みなさまのヒントになれば幸いです。
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